緊急事態宣言発令に伴い、何を守ることが最善か復習する。
サクッと前書き
経済の話をされても、、、
ベーシックインカムの先駆けとして減給中小企業への給付金制度について、話が上がりましたね。
ただ、それだけで対応出来る対象には限りがあるのと、そもそも論、大きな政府になってしまったが故に、市井が困窮しているのですから、国が普段から格差是正に向けてお金を使う努力をしていればこんなことをしなくても良かったことは、考えてみると誰でも思いつくレベルです。
目次
今日までに起こった事実
放射能には敏感なのにウイルスには鈍感な日本人
2011.3.11に東日本大震災とそれに伴う原発事故が発生しました。
当時は原発安全神話の最中でしたから、原子炉建屋の爆発と聞いて多くの人が戦慄しました。
その時は風向き的にもまさしく対岸の火事であった九州の人でさえ、福島という場所の存在をハッキリと認知しました。
それと同じレベルの混乱のはずなのに、コロナウイルスとなった途端に、危機感が薄れています。
国民の危機認識は火アリレベル
2~3年前に、輸入したコンテナの中から火アリが発見され、その危険性について、メディアで大々的に取り上げられました。
しかし、コロナウイルスに話題が変わるよりずっと前から、火アリというワードは出なくなりました。
火アリの毒性について周知されたはずなのに、なぜその対策意識が薄れたのでしょうか?
そのひとつに、「ここまでこないから」という考え方があったことは明言できます。
ちなみに、危機的状況でも自分は大丈夫ととらえる楽天的心理を、
と言います。
それが多くの国民にあったのは、実は今回のコロナに限った話ではありません。
原発事故でも、火アリでも、正常性バイアスは発生していました。
この事実は当時のSNSで流れた多くのコメントが如実に物語っています。
では、今回のコロナと、それ以前の問題にはどのような違いがあるのでしょう?
それは、人に伝染るということです。
そして、今まで正常性バイアスが許されていたのは、この伝染が発生しなかったからです。
どれだけ楽天的に動き回っても、放射能や火アリは人から人に伝染ることがありません。その前提に慣れきってしまったのが、今回のコロナウイルス対策の盲点だったのではないだろうかと思います。
終わりに
にほんじーん。
もっとまじめにやれー。
おわり。(不真面目)
緊急事態宣言と自由意志尊重の対立から教訓を得る、個々人が取るべき感染症予防方法
前書き
緊急事態宣言の実際的な効力
よく聞かれる話に
- 緊急事態宣言が出されると、国家の独裁が始まる
というものがあります。
本当かどうかは定かではありませんが、
不確実な情報に反応して行動している人
が一定数いることは確かです。
このような混乱の上に行動したり、利益先導してしまう人がいることで、ますます状況の悪化が懸念されます。
(10月追記:というか、本当に懸念が事実になったので、本当に、コロナ便乗系のアフィリエイターは消えてくれてどうぞと言いたい…)
ライブを強行した芸能人達の真意
一見すると自己中に見えるが、、、民意を汲みたかったのだと思う
ライブ中止が立て続けに起こり、大変なフラストレーションがあったことが考えられますが、皮切りとなった、ライブ強行は、後のコロナ感染の爆発を誘発させる恐れがあり、懸念材料です。
医学的知識が皆無で行うリスク
新型コロナウイルスに限らず、もしお客さんが感染症を患っても、医学スキルのない一芸能人に患者は助けられません。
ですから、「みんなのため」を免罪符に強行したライブは、開催側は責任をとる気がない前提だったと考えることもできます。
人が思うよりリスク管理はムズい
「責任は取ります」の無責任さ
ドラマなのか現実なのかに関わらず、とりあえず責任取る宣言する、いわゆる「口だけマン」が一定数います。
そんな口だけマンに一言。
それで?何かあってもあなた一人に何ができるんですか?
と疑問符を投げかけたいところですが、宣言の妙な説得力の前に大抵の人は納得してしまいます。
いわゆるここが運の尽きです(笑)
(((((( つ* ∀ * )つアピャー
ドラマなら最後には上手く着地するのですが、現実世界ではどうでしょう。
目に見えたリスクを事前に潰せない事業は、数々のトラブルが押し寄せ、押しつぶされるのが関の山です。
たとえ上手く行ったとしても、壮大な責任転嫁の上に成り立っているのではないでしょうか?
口だけだなと思う相手の口車は、乗せられた人間が損するようにできていることは肝に銘じるべきでしょう。
安全側をとるという考え方
今の世の中はいかにリスクをとり、その他大勢を出し抜いていくかで争うことが常です。
しかし、自己啓発曰く、
- 帰り道を潰してかかれ!
- やる時は後戻りなし!
- (パラシュートなし)
みたいなことを受けおりにして大切な案件をこなそうとすると、たいてい失敗します。
失敗できないプレッシャーから、思わぬ所でミスしたり、盲点を突かれて出し抜かれたり、皆さんも経験あるのではないでしょうか?
そんな時大切な考え方が、
- 安全側をとる
というものです。
もともと建設業で使われる用語ですが、ビルや擁壁が倒壊、転倒しないように管理するため、リスクのある構造をできるだけ避けるというものです。
事業を請け負う時に、いかにリスクヘッジし、後々のことまで考えて安全策をとるかという考え方は、一見すると、コンフォートゾーンなんじゃないの?と言われもします。
しかし、何かあって全てが台無しになるリスクを潰せないでいるなら、綱渡りせず、安全側を取るということは、決して恥ではありません。
終わりに
会見でお涙頂戴よろしく言い訳じみて
- 「あぁ、この世の中を、変えたい!」
なんて言うことにならず、当時から真人間として生き、
- 「あぁ、このコロナ禍を、変えたい!」
と言っていれば、あるいは人前で大号泣していてもあの人の涙はパフォーマンスとして受け入れられていたかもしれません。
(今回の話と全然カンケーねえ(笑))
例え革命的な行動を起こしても、物議を醸し、しかも後の世の中に悪影響を与える懸念があるなら取ろうとしている行動は、1度考え直す必要があるかもしれません。
法律内だから許されるという考え方ではなく、あくまで人にいい影響を与えることが出来る面と、デメリットを天秤にかけて最終決定する必要があります。
誰にでも言えることですから、常日頃から気をつけるようにしていきたいですね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
(・ω・)ノシ
ブラック企業の業務形態から、プランニングはどこまで他律性に対抗しうるか考察する
前書き
日々ブラック企業でお勤めの皆様大変お疲れ様です。
現世の館はそんな皆様のお力になるために全力で対策記事を執筆していく予定なので、
「ブラック企業に入社した自分、人生終了😭(笑)」
とあきらめず、打開策を見出していきましょう。
今回は、ブラック企業の業務形態がもたらす他律性、すなわち飛び切り急ぎの案件ばかり抱え、些細なミスも許されないという性質が、適切なプランニングでどの程度相殺できるのか考察していきます。
目次
先の予定が決まらないうちからプランニングするという矛盾
世の中の能力開発のセミナーや本は、いつでも口酸っぱく
「1年先までの予定を立てよ、そして1日1日の予定を緻密にプランニングせよ」
と指導しています。
ただ、これが実践できるのかどうかは、実践者の勤める環境に大きく左右されます。
必ずしもプランニング通りにいかない場面もあるでしょう。
そして、一番困るのが、
- プランニングしたがゆえに一つ崩れると先々の予定が遂行できなくなる
というものでしょう。
プランニングを台無しにする要素
数多あるプランニングの手法のうち、ほとんどが他律性に対抗できません。
- クライアントからの飛び込みの依頼・仕様変更
- 体調を崩した同僚の仕事の引継ぎ
- 思いついたように飲みに誘う上司
- 自分の体調不良
- プライベートの時間管理
- 年度替わりに発生する人事異動
- and more...
数えればきりがないほど、突然起こる出来事があります。
他人の時間をコントロールする立場でなければ、他律性から解放されることは到底ありません。
では、プランニングはやる意味がないのか?
いえ、まだあきらめないでください。
他律性の分だけバッファを作る
私たちは上司や他人の意向でいくらでもやることを変えさせられます。
この転換が多くあるとプランニングが台無しになってしまうので、スケジュール調整が難しくなるのです。
ここで逆転の発想。
「舞い込んでくる不確定要素への対応時間分だけ、プランニングから外したら?」
と考えるのが現世流です。
は?何それ?と言われると思うので詳しく解説します。
私たちは自分でコントロールできない事象を未然に防ぐことがなかなかできません。
ただし、一定間隔で訪れる不確定要素ならどうでしょう?
例を挙げると
- 空腹
- 体調不良
- 同僚が上司に怒鳴られる
- 人事異動
- 自分の業績への評価
- 取引先からの連絡
以上のようなものがあげられます。
「体調不良とかいつ起こるかわからんべ!」
と思うかたもいるはずです。
ここで大切なのは、その予兆に気づくこと。
言い換えると
- 【事象】←【予兆】と考えると
- 空腹←直近の食事内容とそれからの時間経過
- 体調不良←微熱・だるさ・軽度の痛みなどの自覚できる軽度炎症
- 同僚が上司に怒鳴られる←最近ちょくちょくミスを指摘されている場面
- 人事異動←異動の目安となる勤務年次
- 自分の業績への評価←目標と達成率の分析結果
- 取引先からの連絡←工程上想定される連絡時期が近い
以上となります。
これらからわかることというのは、そのほとんどが、
- 周りをよく見ていれば、変化に気づくことができる
ということです。
プランニングは自分の予定だけ考えがちですが、周りの様子や社内の変化を加味することで、そこから生じるスケジュール変更を想定することができます。
そのスケジュール変更の可能性が予測できたら、その分だけ自分の時間を空けておきましょう。
そうすれば、飛び込みの依頼が舞い込んできた際に、日程を後ろにずらすことが減るため、自分の工程を守ることができます。
ちなみに、予定が舞い込んでこなかったら、その場合は自分の仕事を割り当てて、工程をさらに進捗させることに使いましょう。
まとめ
ポイントをおさらいすると
- フルタイム自分の予定にしない
- 舞い込んできそうな不確定要素を洗い出す(水平思考)
- 洗い出した不確定要素の所要時間を考える(論理的思考)
- バッファを設け、何があってもいい時間を作る
こんな感じでしょうか。
舞い込んできそうな不確定要素は、周りを見て気づいたことならどんなに些細なことでも挙げていきましょう。
仕事のトラブルも舞い込む不幸もこの些細な予兆から始まります。
とりわけブラック企業はこの他律性に支配されているといっても過言ではありません。
打開するには自分の時間を守ることがまず何よりも大事です。
これはブラック企業だけでなく、全ての業種、全ての人に当てはまります。
以上の点を押さえて時間泥棒から自分の時間を守りましょう。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
投資初心者は注意!新型コロナに便乗した投資広告について
前書き
普段、前書きと本文は別日に投稿していますが、今回はタイムリーな話なので同時に投稿します。
今年に入り、新型コロナウイルスCOVID-19が各地で猛威を振るいつつある状況です。
前の投稿でもお話ししましたが、基本的に、コロナウイルスの性質だとか、潜伏期間がどのくらいだとか、治療薬がどうだという話は、素人が安易に発信すると、間違った情報が拡散されてしまうため、必要最小限にとどめようと思います。
その代わり今後は、コロナウイルスが間接的に影響を与えている、経済的な話だったり、人間の行動心理に関する話をしていきたいと思います。
それでは、私たち一般ピーポーが気を付けないといけないことが何点かありますが、いったんおさらいしてみましょう。
新型コロナ関係で現在発生している影響(項目のみ)
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マスクをはじめとする様々な消耗品の不足
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衛生用品、消耗品などの爆買いおよび転売による必要資源の供給力低下
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感染経路や感染理由特定の遅れによる、感染者の拡大
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感染拡大防止例としての電通のテレワーク措置
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イベント関係の実施中止
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海外渡航時の感染トラブル
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不要不急の外出を避けることによる観光業界への大打撃
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通勤・移動に伴うやむを得ない接触
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病床の圧倒的不足とウイルス検査機器の導入遅延
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新型コロナ感染かどうが自体を診察してもらえない
-
小中高校の春休みまでの一斉休業と卒業式の参加者限定
多分列挙すればまだまだ出てくるのでしょうけども、私一人でおさらいしても これだけ出てくるのですから、問題はまだまだ遡って出てくることになると思います。
これから想定されること(項目のみ)
-
結局誰が悪いのか問題
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花見シーズンなのに花見に行けない
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企業や自治体の不定期の飲み会の頻度低下(お花見会もなくなる?)
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新型コロナ感染に対する保証制度の策定
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オリパラの実施協議の難航
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日経平均株価等の下落にかかる投資案件の増加
などいろいろ考えられますが、今回は、タイトルにもあるとおり、投資関連の話に絞って話をしたいと思います。
ちなみに下の画像は、実際の日経平均株価の画像です。
話の参考にしてもらえるとありがたいです。
画像1 令和2年2月29日時点の日経225週足チャート(楽天証券アプリ iSPEEDより)
投資案件の現状
2月29日現在でもすでに何件か見受けられた例が
- 「コロナウイルスに便乗し、株式投資・FXの口座開設を持ちかけるwebページ」
- 「ウォーレン・バフェットなどの投資家の言葉を引用して、投資に誘導する通知」
などです。
結論から書くと、意外かもしれませんが
- 「ご自身が投資の素人ではないなら、投資話に乗っても構わない」
かと思います。
というのも、投資の基本は、
- 「安値で買って、高値で売る」
- 「高値で売って、安値で買い戻す」
上記の2種類なので、コロナウイルスの話が出た当初に、株式の空売りをしていた一部の投資家たちは、日経平均株価やNYダウの下落でボロ儲けしていたことでしょう。
ただ、一般ピーポーは知識としてはわかっていてもやり方がわからないですし、一人でたくさん買い占めたり、憶測でSNSに投稿したりと、こういった不測の事態に判断力が低下するのが常です。
なので、私たちの現状に便乗して
「日経平均株価が下落しきって、また上昇するのにあわせて株を買えるように、今から口座開設しませんか?」
といった話をわんさか振ってくるようになります。(というか今現在なっています)
情報の正確性を
- ほぼ正しい(75%~100%未満)
- 正しくはない(50%~75%未満)
- 間違いではない(25%~50%未満)
- 間違っている (0%~25%未満)
で表したら、投資案件の過半数は「3」くらいの精度でしかないので、身内に情報通かプロの投資家でもいない限り、初心者一人で投資話に乗っかるのは、カモにされる可能性が高いので、注意をしないといけません。
なぜ初心者は投資話に気を付けるべきか
-
質問1:未来の話が分かりますか?
まず、大前提としておさえてほしいことがあります。
それは未来の話は誰もわからないということ。
「言われんでもわかるわボケ!」
と突っ込まれそうな、ある意味常識的な話です。
が、先ほども記述したとおり、情報が少なく、混乱しやすいこんな時だからこそ、忘れてはいけないことです。
投資は基本的に元本割れのリスクを伴います。
FXのように平常時でもアップダウンの激しい市場もあり、予測は専門家でも外す可能性があります。
先ほども書きましたが
- 「日経平均株価が下落しきって、また上昇するのにあわせて株を買えるように、今から口座開設しませんか?」
この文面のうち、情報の確実性の低い箇所を太字にすると
- 「日経平均株価が下落しきって、また上昇するのにあわせて株を買えるように、今から口座開設しませんか?」
となりますね。
多くの初心者が勘違いする点ですが、下落しきるポイント(変曲点)を当てること自体がまず困難です。
そのうえで上昇し続けるタイミングを当てる必要があるのですから、いかに初心者では難しいか、お分かりいただけると思います。
-
質問2:なぜその情報が正しいか説明できますか?
これは、
- 「専門家やコメンテーターが言っていたから」
では正解になりません。
テレビニュースやワイドショーで投資関連のコメンテーターが、
- 「ここまで下落したから、もうすぐ反発上昇します」
と明言したとしても、その予想のほとんどは外れています。
これは今回のコロナ関係に限った話ではなく、オイルショックでも、リーマンショックでも同じことが言えます。
過去の番組テープでコメンテーターが何と言っていたかと、その時の日経平均株価の値動きを比較すればそれは一発で分かりますし、今回のコロナ関係でも同じことが起こるはずです。
番組的にはその日限りの出演が主ですから、未来の話を断定的に話して、結局ド外ししても、彼らは叩かれることもなければ、なんならそのうち顔も名前も忘れられています。
アフィリエイターも同じ理屈で動いており、確度の低い情報を流して、売りたい情報を宣伝しても法的に裁かれることは基本ありません。
でも、その情報に流されて商材を購入した人からすれば、
- 「嘘ハッタリ並べ立てて騙しやがって!」
となり、泣き寝入りするしかなくなるのです。
だから、気を付けなければならないのです。
ちなみに投資アフィリエイターのほとんどは、投資そのもので収益を上げているのではなく、言葉巧みに誘導しアフィリエイト報酬で収益を上げています。
だから初心者は誤審しやすいし騙されやすい!
まとめ
以上で、うまい話の裏には何があるのかを説明できない状況が、いかにリスクなのか、説明を終えますが、こういった投資案件は、決まってリスクが見えにくい時期・状況で広まっていきます。
これらをしっかりと把握できるだけの情報収集・分析能力が身についているならば、リスクをとって投資にチャレンジするのも一興かもしれません。
ただ、まずはこの未曽有の状況でいかにお互い支えあっていくか考えることが大切になってきますので、目先の利益だけに固執せず、互いの知恵を活用してくことを提案し、今回の話を締めさせていただきます。
情報提供
- EXCIA株式会社
参考情報
- 『一生モノの株のトリセツ(相場師朗)』
- カブコム証券サイト
- 株や社債をかたった投資詐欺にご注意ください! | 日本証券業協会
危険運転者はドラレコ付けない説から考える、愚か者を合法的にBANする技術とは
前書き
もし「公用車は原則ドライブレコーダー搭載」というルールだったなら
- 空出張がバレて大号泣する前に自粛していた人
もいただろうし、
- 公用車で職場と自宅を行った来たしたのかしてないのか問題で、いつまでも水掛け論を繰り返さずに済んだ人
もいたのでは?と思っている人は私だけではないはず(笑)
ですが、公私問わず、なかなかドライブレコーダーは普及率が上がらないようです。
ともすれば自分が悪者にされかねないこのご時世に、前向きにカメラくらいは味方につけたいと思わないのは何ででしょうね?
という煽りはこの辺にしておくとして、今回は、連日メディアで取り上げられていた、煽り運転とそれに伴う暴力事件から
「危険運転者ほどドラレコ付けないよねー(笑)」
という素朴な疑問を考察すると共に、明らかに頭おかしい人間を、徹底的にBANする手法を考えていきます。
今回はだいぶグレーゾーンに踏み入れることになりそうなので、記事が消えていたらお察しください(笑)
あおり運転事件の報道で、被害者のドラレコ映像が流れるのはなぜ?
あおり運転関係で、暴力事件まで発展した例は数多くあります。
そしてそのたびにニュースや各局メディアでは被害者のドライブレコーダーの映像を流しています。
ここで思うのは
「相手方の車にはドラレコついてなかったの?」
「加害者側のドラレコ映像も重要じゃないの?」
ということです。
しかし、実際はほとんど被害者側のドラレコ映像が流れております。
つまり加害者側の車両のドラレコ設置率は極端に低かったことが考えられるわけです。
なぜドライブレコーダーを設置しないのでしょうか。
いくつか列挙してみましょう。
- 自分は絶対に事故らないし、トラブルを起こさないと思っている。
- そもそもドライブレコーダーというものがダサく見える。
- 車の”みてくれ”には金をかけるが、内装には金をかけたくない。
- 日ごろから公道を爆走しているから、証拠を残したくない。
- 「リスクを恐れない自分かっこいい」というマインドがドラレコ設置を遠ざけている。
といったところでしょうか?
また別な見方もあるかもしれませんが、少なくとも、あおり運転を日常的にやっている人間なのであれば、常識的な価値観はないと思って正解でしょう。
では、そういった「常識では通用しないヤバイ奴」から身を守り、なにかあっても泣き寝入りせずに済むようにするには、どういった対策を講じるのが良いでしょうか?
常に録音機器を持ち歩くメリット
有事の際にすぐに証拠に残せる
最近都内に遊びに行くことが増えましたが、知り合いの学生さんで非常に多いのが、
「動画撮影はするけど、会話を録音しようは思ったことがない」
ということ。
その日その日を楽しく生きるコツとして、楽天的に生きるなんてこともありますが、何かあるのが社会人ですので、IC機器は必携と是非とも覚えておいてもらいたいところです。
自分自身への抑止力になる
意外と盲点なのが、自分の撮った映像・音声がまわりまわって自分を苦しめる材料になること。
というのも、一昔前に社会問題となった「バカッター」がそのいい例です。
これは勤め先や出先で悪ふざけをして、その様子を録画したものをTwitterやYouTubeにアップロードすることを指します。
自己コントロール能力の低い人はこういうことを行いBAD ENDをお迎えになりますが、良識に基づいて行動する私たち一般ピーポーは、そんなくだらないことにならないようにしましょう。
例えば、ドライブレコーダーを付けているのにスピード違反をすれば、それが証拠になってしまいますね。
ちなみに、道路の区画線のうち、破線は5m間隔で引かれているため、レコーダーに映る区画線(破線)が1秒間に何本現れたかで速度を特定することができます。
なので、「いざという時に」とドラレコを付けている皆様、自分でつけたドラレコに足元をすくわれることのないよう、くれぐれも安全運転でお願いしますね!
合法BANの技術
お待ちかねの合法的にBANする技術ですが、この内容は時代や効果性を吟味し、随時加筆する予定です。
ドライブレコーダーは必ず前方後方にそれぞれ着ける
大抵のドラレコは前方に設置するタイプがほとんどです。
しかし、煽り運転や危険運転を前方車両からしか受けないと誰が決めましたか?
猛烈に後ろから車間を詰められて挙句接触事故になっても、
「後ろ向きにもドラレコを付けていなかったせいで証拠が出せませんでした」
なんてことでは笑い話にもなりませんよね(笑)。
ただし、ドライブレコーダーの死角になりやすい、自分の出したウインカーや左右後方の状況なども証拠に上げたい場合は、360度カメラを用意するなどの対策が必要です。
メモは録音機能付きのペンで行う
結構ありがちなのが
「ヤバい話に突入したのに、こっそりICレコーダーを起動できない」
という局面だった場合です。
あまり変な挙動も見せずらい上に、手元の操作を誤って過去のテープが大音量で流れてしまっては元の木阿弥です。
いやどこのギャグマンガだよ!みたいな例ですが、ないとも限らないからこそ、行動を躊躇して損をする人が後を絶ちません。
その点、ペン型の録音機器はビジネスの場であれば、ポケットに忍ばせても違和感を覚えさせることがありません。
そのうえ、最近は自動的に録音を開始してくれる機器もあるため、うっかり録音し忘れたなんてことも防げます。
意外と夫婦喧嘩、DVの証拠になることも多いそうで、3組に2組は離婚する今日この頃、世の奥様方には是非にと提案したいところです。
ICレコーダーは、必ず「自分用」と「相手用」の2つをテーブルに出して使う
意外と思いつかない手法ですが、効果性が高いので紹介します。
一般的に知られている手法は、こっそり録音機能をオンにしておいて相手の話を聞くというものだと思います。
例えば、スマホのボイスレコーダーやICレコーダーをオンにして、ポケットに忍ばせておいたり、協力者がいれば、遠くから録画しておいてもらうなど、証拠の確保の手法は様々です。
ただ、これらの手法は決定的にある部分が欠けています。
それはこっそり録音するので相手への抑止力にならないというもの。
要するに、巷の録音手法は何かトラブルが起こる前提で、何かあった時の保険や対処療法として紹介されているものです。
しかし、いちいちトラブルに見舞われていたら、私たちのただでさえ貴重な時間が無駄になるうえ、トラブル解決に使うお金もすり減る一方です。
であれば、最初から抑止力として、相手の目の前にICレコーダーを差し出して
「今からこの会話は録音させていただきます」
と釘を刺しておくのが上策です。
さらに、
「あなたもこの会話を録音しておいてください」
と相手方にもICレコーダーも出させておけば、相手も下手なことは言いづらくなります。
実はこの手法は改ざん防止に大きな効果があります。
元データが自分の手持ち一つしかないと、いざ証拠に持ち込んだ時に
「その内容は改ざんされている。検証が必要だ。」
というバカみたいないちゃもんを相手弁護士から受けることが考えられます。
「ホンマでっか!」みたいな話ですが、そんなことを言われた日にはこちらの証拠能力を確かめるために、公的な分析機関に音声解析を依頼しなければなりません。
逆に、相手方しか録音機器を用意していないと、録音情報が改ざんされていても、こちらにはそれを証明する手段がないため、せっかくのIC機器の意味がまるでありません。
ならばお互いのICレコーダーを持ち寄り、お互いの録音内容が同一であることを確認できれば、そのようなバカみたいな話もなくなるわけです。
もちろん、録音開始時に
「これからお互いのICレコーダーを持ち寄り録音します」
と言っておくんですよ?
それが難しいようであれば、せめて自分の2種類以上の機器で同時に録音しておくべきでしょう。
「著作権侵害防止のため録音禁止」は容赦なく破る
セミナー会場のお決まりの文句である
「セミナー音声は録音禁止です。録音した事実を見つけた場合、法令に基づき損害賠償を請求することがあります」
というこの一文。
理由を聞けば著作権保護のためとのこと。
まあ、理屈は一見筋が通っているように見えますが、実は私的利用を前提に考えれば、法的拘束力はありません。
そもそも録音した音声を、ネットにアップロードしようとする人がいるから、こういった文言を抑止力にしています。
ですが、それは私たちの憲法で保障された「思想の自由」の一部(ここでは「見聞きしたことを正確にいつ何時でも自由に振り返りたいという思想」と解釈する)を侵害する可能性があります。
極論、私的利用さえ制限しようとする人のセミナーには、そもそも行かないのが上策でしょう(笑)
録音、録画されることを極端に拒む人を排斥する
録音、録画など何でもよいですが、法的根拠として後々引っ張り出せる媒体を極端に拒む人が一定数います。
そういう人間は、次のいくつかのパターンに分類分けできます。
- 自己啓発系企業の営業マン(どこのとは言いませんけどもw)
==>洗脳トークであなたの思考力を奪い、矛盾している理屈でも受け入れさせる狙いがあります。
当然、録音した音声を冷静になって振り返れば、あり得ない理屈を長々と述べ奉る様子が分かりますよ!
ちなみに、過去記事にこのことを詳しく解説したものがあるので、よろしければ合わせてご覧ください。
- ネットワーカー*1
==>これらの人は、あなたのお財布から多額のお金を引き出すためにお付き合いするので、用済みになれば「今忙しい時期で~」と縁を切ろうとします。
会話の流れで営業をかけられた際には、すかさずに「録音する」と明言してください。
もしも、キレて録音をやめさせるか、何もすることなく撤退するようであれば、所詮それまでの人間関係だったと割り切ってしまいましょう。
- 港区女子(みなとくじょし)
==>カバートアグレッションの回で紹介した人格の人間ですが、他人のお金大好き星人の代表格です。
決め台詞は「おじさんのほうが好きなの(お金持ってるから)」ですね。覚えていますか?
このパーソナリティの特に厄介な点が、気づかれないように相手の不利な状況を作り出すというもの。
そのため、いざトラブルとなった時に、こちらが悪者になっていることは意外と多く、警察さえこちらをクロとみなす可能性があります。
そのため港区女子をはじめ、カバートアグレッションと関わると、ろくでもないことばかり起こります。
しかし、しっかりと証拠を残しておけば、わめかれたり、最悪ナイフで刺されて身動き取れなくても、何とか対応することができます。
契約の段階から、おかしなことはできないようにしておく
自己啓発関係だと常套手段である、手の込んだマインドコントロール術ですが
「契約書の禁則事項を盛りだくさんにして、受講者の行動をがんじがらめにする」
という手法があります。
契約書には解約するには手数料で10万かかりますと盛り込んでおき、契約の際には書面を見せながらも、注意事項としても一言も言わず、金だけせしめる悪徳な技法*2です。
が、合法BANの技術として転用する場合は逆に、ヤバイ奴を絡めとる重要な役割を果たします。
こちらも契約書にはヤバイ奴がしそうなことに罰則を設けておき、私たちの大切な時間とお金をせしめようとする輩に突き付けてしまいましょう(笑)
たいていのヤバイ奴はこの時点で話をなかったことにしたがるので、ヤバイ奴かどうかの判定にも使えますし、有効な抑止力としても機能することでしょう。
まとめ
自分を守ることができるのは極論自分だけです。
しかし、その場その場をしのぐ技術ばかりが蔓延している今の世の中では、過去の真実を克明に記録するという考え方そのものが、徐々に軽視されているように思います。
不祥事が起こっても、もみ消せる用意をしておく人がざらにいるのですから、その被害者にならないよう、せめて護身術としてこれらの技術は身に着けておくべきでしょう。
ただし、自分で用意した録音・録画機器に自分の過ちが記録されているなんて”おマヌケ”なことにならないよう、正々堂々と生きるようにしましょうね。
ドラレコを付けて公道を爆走したり、間違っても車内で「ハゲェェ!」と車内で叫ぶことのないように。
あなたの行動は必ず誰かが見ていますよ。
ということで、今回のテーマ
「危険運転者はドラレコ付けない説から考える、愚か者を合法的にBANする技術とは」
を終了させていただきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。