緊急事態宣言発令に伴い、何を守ることが最善か復習する。
サクッと前書き
経済の話をされても、、、
ベーシックインカムの先駆けとして減給中小企業への給付金制度について、話が上がりましたね。
ただ、それだけで対応出来る対象には限りがあるのと、そもそも論、大きな政府になってしまったが故に、市井が困窮しているのですから、国が普段から格差是正に向けてお金を使う努力をしていればこんなことをしなくても良かったことは、考えてみると誰でも思いつくレベルです。
目次
今日までに起こった事実
放射能には敏感なのにウイルスには鈍感な日本人
2011.3.11に東日本大震災とそれに伴う原発事故が発生しました。
当時は原発安全神話の最中でしたから、原子炉建屋の爆発と聞いて多くの人が戦慄しました。
その時は風向き的にもまさしく対岸の火事であった九州の人でさえ、福島という場所の存在をハッキリと認知しました。
それと同じレベルの混乱のはずなのに、コロナウイルスとなった途端に、危機感が薄れています。
国民の危機認識は火アリレベル
2~3年前に、輸入したコンテナの中から火アリが発見され、その危険性について、メディアで大々的に取り上げられました。
しかし、コロナウイルスに話題が変わるよりずっと前から、火アリというワードは出なくなりました。
火アリの毒性について周知されたはずなのに、なぜその対策意識が薄れたのでしょうか?
そのひとつに、「ここまでこないから」という考え方があったことは明言できます。
ちなみに、危機的状況でも自分は大丈夫ととらえる楽天的心理を、
と言います。
それが多くの国民にあったのは、実は今回のコロナに限った話ではありません。
原発事故でも、火アリでも、正常性バイアスは発生していました。
この事実は当時のSNSで流れた多くのコメントが如実に物語っています。
では、今回のコロナと、それ以前の問題にはどのような違いがあるのでしょう?
それは、人に伝染るということです。
そして、今まで正常性バイアスが許されていたのは、この伝染が発生しなかったからです。
どれだけ楽天的に動き回っても、放射能や火アリは人から人に伝染ることがありません。その前提に慣れきってしまったのが、今回のコロナウイルス対策の盲点だったのではないだろうかと思います。
終わりに
にほんじーん。
もっとまじめにやれー。
おわり。(不真面目)