現世の館 (うつしよ の やかた)

世の中の「正解や常識」を水平思考で考え直すブログ

ブログの概要説明

このブログでは、世の中にある各テーマごとの隠れた真実を炙り出すため
 ・「水平思考で可能性を列挙」し、
 ・「ロジカルシンキング」
によって深堀りしていきます。

可能性を列挙する際に、背反する事象を同時に取り上げることがあります。
(同時に起こりずらいと考えられる事象「A」「B」を仮に同時に起こると仮定したら、という考え方をするということ)

前書きと本文見出しを先行公開していますが、見出しレベルでも内容が分かるように記述する予定です。内容までしっかり読みたい方は、「完成版」タグがついた記事をお探しください。

危険運転者はドラレコ付けない説から考える、愚か者を合法的にBANする技術とは

前書き

 もし「公用車は原則ドライブレコーダー搭載」というルールだったなら

  • 空出張がバレて大号泣する前に自粛していた人

 もいただろうし、

  • 公用車で職場と自宅を行った来たしたのかしてないのか問題で、いつまでも水掛け論を繰り返さずに済んだ人

 もいたのでは?と思っている人は私だけではないはず(笑)

 ですが、公私問わず、なかなかドライブレコーダーは普及率が上がらないようです。

 ともすれば自分が悪者にされかねないこのご時世に、前向きにカメラくらいは味方につけたいと思わないのは何ででしょうね?

 という煽りはこの辺にしておくとして、今回は、連日メディアで取り上げられていた、煽り運転とそれに伴う暴力事件から
危険運転者ほどドラレコ付けないよねー(笑)」
 という素朴な疑問を考察すると共に、明らかに頭おかしい人間を、徹底的にBANする手法を考えていきます。

 今回はだいぶグレーゾーンに踏み入れることになりそうなので、記事が消えていたらお察しください(笑)

あおり運転事件の報道で、被害者のドラレコ映像が流れるのはなぜ?

 あおり運転関係で、暴力事件まで発展した例は数多くあります。

 そしてそのたびにニュースや各局メディアでは被害者のドライブレコーダーの映像を流しています。

 ここで思うのは

「相手方の車にはドラレコついてなかったの?」

「加害者側のドラレコ映像も重要じゃないの?」

ということです。

 しかし、実際はほとんど被害者側のドラレコ映像が流れております。

 つまり加害者側の車両のドラレコ設置率は極端に低かったことが考えられるわけです。

 なぜドライブレコーダーを設置しないのでしょうか。

 いくつか列挙してみましょう。

  • 自分は絶対に事故らないし、トラブルを起こさないと思っている。
  • そもそもドライブレコーダーというものがダサく見える。
  • 車の”みてくれ”には金をかけるが、内装には金をかけたくない。
  • 日ごろから公道を爆走しているから、証拠を残したくない。
  • 「リスクを恐れない自分かっこいい」というマインドがドラレコ設置を遠ざけている。

といったところでしょうか?

 また別な見方もあるかもしれませんが、少なくとも、あおり運転を日常的にやっている人間なのであれば、常識的な価値観はないと思って正解でしょう。

 では、そういった「常識では通用しないヤバイ奴」から身を守り、なにかあっても泣き寝入りせずに済むようにするには、どういった対策を講じるのが良いでしょうか?

 

常に録音機器を持ち歩くメリット

有事の際にすぐに証拠に残せる

 最近都内に遊びに行くことが増えましたが、知り合いの学生さんで非常に多いのが、
「動画撮影はするけど、会話を録音しようは思ったことがない」
ということ。

 その日その日を楽しく生きるコツとして、楽天的に生きるなんてこともありますが、何かあるのが社会人ですので、IC機器は必携と是非とも覚えておいてもらいたいところです。

自分自身への抑止力になる

 意外と盲点なのが、自分の撮った映像・音声がまわりまわって自分を苦しめる材料になること。

 というのも、一昔前に社会問題となった「バカッター」がそのいい例です。

 これは勤め先や出先で悪ふざけをして、その様子を録画したものをTwitterYouTubeにアップロードすることを指します。

 自己コントロール能力の低い人はこういうことを行いBAD ENDをお迎えになりますが、良識に基づいて行動する私たち一般ピーポーは、そんなくだらないことにならないようにしましょう。

 例えば、ドライブレコーダーを付けているのにスピード違反をすれば、それが証拠になってしまいますね。

 ちなみに、道路の区画線のうち、破線は5m間隔で引かれているため、レコーダーに映る区画線(破線)が1秒間に何本現れたかで速度を特定することができます。

 なので、「いざという時に」とドラレコを付けている皆様、自分でつけたドラレコに足元をすくわれることのないよう、くれぐれも安全運転でお願いしますね!

合法BANの技術

  お待ちかねの合法的にBANする技術ですが、この内容は時代や効果性を吟味し、随時加筆する予定です。

ドライブレコーダーは必ず前方後方にそれぞれ着ける

 大抵のドラレコは前方に設置するタイプがほとんどです。

 しかし、煽り運転危険運転を前方車両からしか受けないと誰が決めましたか?

 猛烈に後ろから車間を詰められて挙句接触事故になっても、

「後ろ向きにもドラレコを付けていなかったせいで証拠が出せませんでした」

 なんてことでは笑い話にもなりませんよね(笑)。

 ただし、ドライブレコーダー死角になりやすい、自分の出したウインカーや左右後方の状況なども証拠に上げたい場合は、360度カメラを用意するなどの対策が必要です。

メモは録音機能付きのペンで行う

 結構ありがちなのが
「ヤバい話に突入したのに、こっそりICレコーダーを起動できない」
 という局面だった場合です。

 あまり変な挙動も見せずらい上に、手元の操作を誤って過去のテープが大音量で流れてしまっては元の木阿弥です。

 いやどこのギャグマンガだよ!みたいな例ですが、ないとも限らないからこそ、行動を躊躇して損をする人が後を絶ちません。

 その点、ペン型の録音機器はビジネスの場であれば、ポケットに忍ばせても違和感を覚えさせることがありません

 そのうえ、最近は自動的に録音を開始してくれる機器もあるため、うっかり録音し忘れたなんてことも防げます。

 意外と夫婦喧嘩、DVの証拠になることも多いそうで、3組に2組は離婚する今日この頃、世の奥様方には是非にと提案したいところです。

ICレコーダーは、必ず「自分用」と「相手用」の2つをテーブルに出して使う

 意外と思いつかない手法ですが、効果性が高いので紹介します。

 一般的に知られている手法は、こっそり録音機能をオンにしておいて相手の話を聞くというものだと思います。

 例えば、スマホボイスレコーダーやICレコーダーをオンにして、ポケットに忍ばせておいたり、協力者がいれば、遠くから録画しておいてもらうなど、証拠の確保の手法は様々です。

 ただ、これらの手法は決定的にある部分が欠けています。

 それはこっそり録音するので相手への抑止力にならないというもの。

 要するに、巷の録音手法は何かトラブルが起こる前提で、何かあった時の保険や対処療法として紹介されているものです。

 しかし、いちいちトラブルに見舞われていたら、私たちのただでさえ貴重な時間が無駄になるうえ、トラブル解決に使うお金もすり減る一方です。

 であれば、最初から抑止力として、相手の目の前にICレコーダーを差し出して
「今からこの会話は録音させていただきます」
 と釘を刺しておくのが上策です。

 

 さらに、
「あなたもこの会話を録音しておいてください」
 と相手方にもICレコーダーも出させておけば、相手も下手なことは言いづらくなります

 実はこの手法は改ざん防止に大きな効果があります。

 元データが自分の手持ち一つしかないと、いざ証拠に持ち込んだ時に
「その内容は改ざんされている。検証が必要だ。」
 というバカみたいないちゃもんを相手弁護士から受けることが考えられます。

「ホンマでっか!」みたいな話ですが、そんなことを言われた日にはこちらの証拠能力を確かめるために、公的な分析機関に音声解析を依頼しなければなりません。

 逆に、相手方しか録音機器を用意していないと、録音情報が改ざんされていても、こちらにはそれを証明する手段がないため、せっかくのIC機器の意味がまるでありません。

 ならばお互いのICレコーダーを持ち寄り、お互いの録音内容が同一であることを確認できれば、そのようなバカみたいな話もなくなるわけです。

 もちろん、録音開始時に

「これからお互いのICレコーダーを持ち寄り録音します」

と言っておくんですよ?

 それが難しいようであれば、せめて自分の2種類以上の機器で同時に録音しておくべきでしょう。

著作権侵害防止のため録音禁止」は容赦なく破る

 セミナー会場のお決まりの文句である

セミナー音声は録音禁止です。録音した事実を見つけた場合、法令に基づき損害賠償を請求することがあります」

というこの一文。

 理由を聞けば著作権保護のためとのこと。

 まあ、理屈は一見筋が通っているように見えますが、実は私的利用を前提に考えれば、法的拘束力はありません

 そもそも録音した音声を、ネットにアップロードしようとする人がいるから、こういった文言を抑止力にしています。

 ですが、それは私たちの憲法で保障された「思想の自由」の一部(ここでは「見聞きしたことを正確にいつ何時でも自由に振り返りたいという思想」と解釈する)を侵害する可能性があります。

 極論、私的利用さえ制限しようとする人のセミナーには、そもそも行かないのが上策でしょう(笑)

録音、録画されることを極端に拒む人を排斥する

 録音、録画など何でもよいですが、法的根拠として後々引っ張り出せる媒体を極端に拒む人が一定数います。

 そういう人間は、次のいくつかのパターンに分類分けできます。

  • 自己啓発系企業の営業マン(どこのとは言いませんけどもw)

==>洗脳トークであなたの思考力を奪い、矛盾している理屈でも受け入れさせる狙いがあります。

   当然、録音した音声を冷静になって振り返れば、あり得ない理屈を長々と述べ奉る様子が分かりますよ!

 

 ちなみに、過去記事にこのことを詳しく解説したものがあるので、よろしければ合わせてご覧ください。 

if-para-true.hatenablog.jp

  • ネットワーカー*1

==>これらの人は、あなたのお財布から多額のお金を引き出すためにお付き合いするので、用済みになれば「今忙しい時期で~」と縁を切ろうとします。

 会話の流れで営業をかけられた際には、すかさずに「録音する」と明言してください。

 もしも、キレて録音をやめさせるか、何もすることなく撤退するようであれば、所詮それまでの人間関係だったと割り切ってしまいましょう。

==>カバートアグレッションの回で紹介した人格の人間ですが、他人のお金大好き星人の代表格です。

 決め台詞は「おじさんのほうが好きなの(お金持ってるから)」ですね。覚えていますか?

 このパーソナリティの特に厄介な点が、気づかれないように相手の不利な状況を作り出すというもの。

 そのため、いざトラブルとなった時に、こちらが悪者になっていることは意外と多く、警察さえこちらをクロとみなす可能性があります。

 そのため港区女子をはじめ、カバートアグレッションと関わると、ろくでもないことばかり起こります。

 しかし、しっかりと証拠を残しておけば、わめかれたり、最悪ナイフで刺されて身動き取れなくても、何とか対応することができます。

 

契約の段階から、おかしなことはできないようにしておく

 自己啓発関係だと常套手段である、手の込んだマインドコントロール術ですが

「契約書の禁則事項を盛りだくさんにして、受講者の行動をがんじがらめにする」

という手法があります。

 契約書には解約するには手数料で10万かかりますと盛り込んでおき、契約の際には書面を見せながらも、注意事項としても一言も言わず、金だけせしめる悪徳な技法*2です。

 が、合法BANの技術として転用する場合は逆に、ヤバイ奴を絡めとる重要な役割を果たします。

 こちらも契約書にはヤバイ奴がしそうなことに罰則を設けておき、私たちの大切な時間とお金をせしめようとする輩に突き付けてしまいましょう(笑)

 たいていのヤバイ奴はこの時点で話をなかったことにしたがるので、ヤバイ奴かどうかの判定にも使えますし、有効な抑止力としても機能することでしょう。

 

まとめ

 自分を守ることができるのは極論自分だけです。

 しかし、その場その場をしのぐ技術ばかりが蔓延している今の世の中では、過去の真実を克明に記録するという考え方そのものが、徐々に軽視されているように思います。

 不祥事が起こっても、もみ消せる用意をしておく人がざらにいるのですから、その被害者にならないよう、せめて護身術としてこれらの技術は身に着けておくべきでしょう。

 ただし、自分で用意した録音・録画機器に自分の過ちが記録されているなんて”おマヌケ”なことにならないよう、正々堂々と生きるようにしましょうね。

 ドラレコを付けて公道を爆走したり、間違っても車内で「ハゲェェ!」と車内で叫ぶことのないように。

 あなたの行動は必ず誰かが見ていますよ。

 

 ということで、今回のテーマ
危険運転者はドラレコ付けない説から考える、愚か者を合法的にBANする技術とは」
を終了させていただきます。

 

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

*1:ネットワーカー:マルチ商法など、連鎖販売商取引の従事者

*2:不実の告知