現世の館 (うつしよ の やかた)

世の中の「正解や常識」を水平思考で考え直すブログ

ブログの概要説明

このブログでは、世の中にある各テーマごとの隠れた真実を炙り出すため
 ・「水平思考で可能性を列挙」し、
 ・「ロジカルシンキング」
によって深堀りしていきます。

可能性を列挙する際に、背反する事象を同時に取り上げることがあります。
(同時に起こりずらいと考えられる事象「A」「B」を仮に同時に起こると仮定したら、という考え方をするということ)

前書きと本文見出しを先行公開していますが、見出しレベルでも内容が分かるように記述する予定です。内容までしっかり読みたい方は、「完成版」タグがついた記事をお探しください。

☆☆☆ 目次はこちら ☆☆☆

メディアのメンタリズム③:エビデンスは小さく、考察は大々的に見せる

前書き

公正な根拠とは何たるや

私たちは何かのサイトで調べ物をするにあたり、資料に根拠がなければ、ほぼ全力でそのサイトをスルーしますね。

逆に、根拠があるなら安心できると思いがちです。

しかし、その根拠自体に正当性があるのか、公平性や汎用性があるのか、そこまで調べ、特に、いわゆる右寄りにも左寄りにもならないよう根拠を精査するのは至難の業です。

一方でメディアも含めほぼ全ての発信媒体は、権威や権益に迎合する形で根拠をまとめています。

例えば化粧品ひとつとっても、メーカーに有利な根拠は沢山あっても、ユーザーに有利な根拠は少ないのが現状です。

化粧水の成分表示を義務化しても、私たち一般ピーポーにはその成分の効果がどんなかわからんので、なかなか有利が引き出せないでしょう。

ツルハさん。商品の成分解説承ってくれたまえよ(笑)

しかし、私たちは普段、根拠が正しいとみるやあっさり鵜呑みにしてしまい、根拠が誰の有利を引き出すためにあるのかまで考えることは多くありません。

今回はこの点を紐解き、メディアのメンタリズムを読み解いていきます。

 

目次

 

コロナとマスクの変な論争

着けるべきか着けざるべきか論

当時のTwitterでたまたまリツイートが流れてきたので気づいたのですが、こんなやり取りがありました。

https://twitter.com/erioooo2/status/1311885142604967942?s=09
リンク1:https://twitter.com/erioooo2/status/1311885142604967942?s=09

これが論争の火種になった最初の一言のようです。

そして、それに続いたリプが次。


リンク2:しんぐる 新米ママ #コロナは茶番 on Twitter: "これですね??🤔🤔 #マスクを外そう… "

で、いくつか賛否が別れたあと、でてきた正論が次


リンク3:Jorge🐾 on Twitter: "だから使用する度に紫外線で消毒してる。マスク自体の有効性は証明されてるのだから、滅菌処理すりゃいい。付けるか付けないかだけの2択で考える必要が全くない。… "

 

リンク3に、あー、確かにそうだなーと思い私は次のように書きました、、、


f:id:if-para-true:20201004000628j:image

こう実際に載っけようと思いましたが、外野からなんか変なヘイト買いそうだったのでこっちに載せました(笑)

すり変わった論点

結局何が言いたかったのか

この論争の論点は最初、

  • マスク着用の上での衛生管理について(リンク1)

だったのですが、次第に論点は

  • テレビで言ってたから正しい
  • 政府発表ではなくテレビを信じろ
  • テレビを信じないやつは非国民
  • テレビは事実歪曲している。
  • 政府も正確な情報発信をしているだろ
  • いやいや政府とかテレビが言ってたからじゃなくてちゃんと根拠調べようよ

といった、話にすり変わっていきました。

完全に右翼と左翼のぶつかり合いだったので、下手に首突っ込みたくないところもあり、こちらに掲載しました。

(文字数制限ないしね!)

あ、で、私が言いたかった話なんですが、リンク2の画像では新型コロナウイルスの、環境中の残存期間について論文の出典があり、リンク2の左上の画像のグラフは実在する論文をエビデンスに作られたことが確認されました。

ということを伝えたかったんですよね。

残存日数は下記リンクの論文日本語訳版をご覧頂き、確認していただけると良いかと。

多くの環境下でSARS-CoV-2は長時間安定:日経メディカル

わたし、今日これを言いに来たんですよ(笑)

 

なぜ根拠があるのに論争が起こるのか

理由1:「1日使ったマスクって雑菌で汚いよ」の後にコロナ関連の画像を貼り付けたから(ミスリード

まあ、当たり前すぎて解説する気にもならなかったので手短に。

これは完全にリンク2の投稿者が戦犯なんですが、最初のレスに対して、関係ない画像を使って、さもまとめてみました風なやり方をしたのが原因です。

 

理由2:根拠と関係ない画像が使われていたかもしれない

例えば今回のTwitterレスバは、根拠となる出典論文に対して、まったく関係の無い画像が3枚付け加えられていたことが発生原因だと考えられます(リンク2)。

リンク2中の左下、右上、右下のこの3枚は、出典となる左上のコロナ残存期間の画像の研究論文には記述のない描写の画像でした。

ちなみに、この画像なんですが、おそらく主旨としては

マスクにコロナ付きっぱなしなら、マスク着けてても意味ないし、マスクのバイ菌とか呼吸障害があるからなおマスクなんて意味ない。

ということだったんだと思います。

しかし、画像中の出典論文を1度でも見ていればわかった通り、マスクを滅菌処理すればコロナもその他のウイルス類も環境中からはすぐ消えるよというものでした。

だれもその点に触れず、ただマスクを外せと訴えかけているのは、それこそ出典出せと言わざるを得ません。

 

理由3:リードサムネが秀逸すぎた

メディアのメンタリズム①の復習

リンク2のあの画像類はあくまで、使用後に滅菌処理せずに放置したマスクには、どのくらいの残存物質があるのかを示したにすぎません。

前述のとおり、洗うなり、紫外線に当てるなり、アルコール消毒して、菌ウイルス類の不適な環境にしてしまえば、残存期間はだいぶ短くなったことは、論文から明らかです。

それでも多くの人が、

  • マスクってヤベぇ
  • もう二度とつけない
  • マスクを外そう

となったのは、やはりリンク2の右上のイメージ画像でしょう。

あの汚さには、あー上手いことやられたなと思います。

いったい、このマスクのイメージ画像は、着用から何日放置した前提なのでしょうか?

まさか何日もぶっ通しで着けていたなんてことはないですよね?常識的に考えて。

まあ、リードサムネの主旨から考えて、リンク1の

  • 「1日使ったマスクって汚ねえよ」

にかこつけたイメージでしょう。

しかし、一日でマスクがこんなカビ腐ったりしますかね?

繁殖速度の早い粘菌類でも、微小量から可視化できる菌群になるまでには2日はかかると言われています。

その前提で行くと、もしコロナ1週間残存報道と一連で出た画像であり、1週間後のマスクイメージであることが真実だったとしたら?

このイメージ画像が示す本来の意味が変わりますよね?

どうなんでしょうね。しんやみ!

 

アンケート:使い終わったマスクどうしてます?

で、ここで皆さんに質問です。

  • 使い終わったマスク

これ、いつもどう処理していますか?

私は使い捨てマスク派なので、1日使ったマスクは直ぐにゴミ箱行きです。

皆さんはどうされているか、ぜひコメント欄から教えてくださいな!

で、今回の論文の内容から察するに、マスクで防いだ新型コロナウイルスは、マスク中で1週間は生きてるから、捨てる前に洗うなり何かしらの滅菌処理してねという意味だったはずです。

なので、最適解は

  • 使い捨てマスクは、使ったあと消毒して、別な袋に入れてから捨てる

ということになりそうです。

とはいえ、ちょっとTAS性が強く、誰でも直ぐに習慣化出来ることではない感じはします。

しかし、これらの徹底が感染拡大防止に寄与するものなら、私たちはマスクをできるだけ消毒して処理してから捨てなければならないでしょう。多少面倒でも、、、

 

まとめ

今回はリードサムネにまんまと皆して扇動されていました。

が、やはり「メディアのメンタリズム①」で述べた通り、画像に扇動される前に、中身をよく見ることで誤解を防ぐことが出来ました。

画像は使い勝手の良い扇動テクとしてよく使われますが、だからこそ、「根拠画像」が出てきた時ほど注意して中身を見る必要があるのです。

さらにいえば、所詮Twitterは自由言論の場でしかなく、朝まで生テレビと同じで、

  • 言ったもん勝ち
  • つついたもん勝ち
  • 言い負かしたモン勝ち

の醜い応酬は日常茶飯事です。

だから私もつい最近まではTwitterやめていました。

しかし情報公害110番を行うにあたり、何らかのSNSは使う必要がありそうでしたから、1番ヤバそうなTwitterを開いてみました。

で、再開してみれば案の定です(笑)

 

終わりに

一応、今回でメディアのメンタリズム解説は一区切りとしたいと思っています。

次回からはまた時事ネタ類を扱っていきますが、私たちは発信者であるということの意味を考えないまま、意見や画像を投稿しがちです。

しかし、

  • 発信者である=その事項について、説明責任が無条件でついてまわる

ということですから、何を突っつかれても痛くも痒くもないように精査して発信する必要があります。

その重い例がいわゆる森友・加計・桜・学会問題なんですから、もっとまともに情報発信して欲しいなと思うばかりです。

なので、まずは私たちがその手本となることから始めていきましょう。

今回はこんな感じで終わります!

また次回の記事でお会いしましょう!

(・ω・)ノシ

 

出典

人を操る禁断の文章術

人を操る禁断の文章術

 

現世の館(うつしよのやかた)はリンクフリーです。

どなた様も自由に記事のリンクを利用するることができます。