現世の館 (うつしよ の やかた)

世の中の「正解や常識」を水平思考で考え直すブログ

ブログの概要説明

このブログでは、世の中にある各テーマごとの隠れた真実を炙り出すため
 ・「水平思考で可能性を列挙」し、
 ・「ロジカルシンキング」
によって深堀りしていきます。

可能性を列挙する際に、背反する事象を同時に取り上げることがあります。
(同時に起こりずらいと考えられる事象「A」「B」を仮に同時に起こると仮定したら、という考え方をするということ)

前書きと本文見出しを先行公開していますが、見出しレベルでも内容が分かるように記述する予定です。内容までしっかり読みたい方は、「完成版」タグがついた記事をお探しください。

地域共通クーポンのアノ文字の正体


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前書き

Go To トラベル東京追加から2週間が経過しようとしていますが、地域共通クーポンを巡って発生したトラブルも相次ぎましたね。

地域共通クーポンの、小さく書かれた

  • TRAVEL

この文字列が発券機のロット差の問題なのか、汚い表記のものがあり、偽造品と間違われるという相談が寄せられました。

まあ、これは発券業者に刷り直せと指示すれば済みそうなものですが、問題なのは次。

クーポン上部に薄く描かれた

  • COPY

この文字列が、はっきり見える人がいるそうで、これまた偽造品と見間違うというトラブルが相次ぎました。

で、このCOPYの文字がなぜ偽造品でもないのにくっきり見えてしまうか、もしかしたらこれが原因かも?という仮説が立ったので、サクッと記事にしてみました。

 

目次

 

見えたら目が悪い?ホントかな?

ネットで話題になった、近視の人しか見えない文字


読めたらがっかり? 「視力が悪い人にしか見えない文字」が書かれた画像がTwitterで話題に - ねとらぼ


カエル@妖怪深爪ババア on Twitter: "視力が悪い人にしか文字が見えない画像らしい。ほんまに文字書いてんのか?ってくらい何も見えないんだけど、、、ほんまに文字書いてんのか??(威圧 http://t.co/yVpG1DsWzc"

 

ねとらぼとTwitterから引用してきましたが、この画像はネット上のとあるクリエイターさんが作成した画像だそうで、近視のほうが隠された文字列をくっきりと視認できるとのこと。

原理としては、近眼ゆえに文字列をはっきり捉えようとする脳の補完機能が働き、画像を見た際に点群の微妙な配置のズレを脳内で補正することで、文字列として認識しているのだそうです。

この補完機能は、視力がだいたい1.0以上だと発動しにくいとのことで、視力のいいひとにはただの点群にしか見えないそうです。

 

人によっては違う数字に見える画像


Twitterで拡散された「見えた数字で乱視や近視が分かる画像」 眼科医に見解を聞いた - ねとらぼ

 

続いてこちら。

これは、近視、乱視などの視力の特性によって、数字が人によっては違う数字に見えると話題の画像だそうです。

もともと、近視や乱視などの視力の特性をどの程度有しているか計測する手法だそうで、画像の数字がどのように見えたかによって、乱視の有無、近視の有無などがわかるそうです。(有識者の間では賛否両論らしいけど)

 

地域共通クーポンも同じ理屈?

近視の人ほどCOPYがハッキリ見えるのかもしれない

上記の理屈を考えると、今回の地域共通クーポンもCOPYの文字は小さな点群で表されていることから、人によっては脳内の視覚情報に補完がかかり、COPYの文字がくっきり見えてしまうのではないでしょうか?

これなら、違うお店に行って使用した時には問題なく使えたことに説明がつきます。

たまたまCOPYの文字がはっきり見えてしまう補完機能が働く人に、地域共通クーポンを見せてしまったのかもしれません。

 

対策は可能か?

視力検査結果とCOPYの見え方の相関関係を導く

判別に有利な視力を持つ人に地域共通クーポンの処理をしてもらう案

仮にCOPYの見え方がそうだとして、じゃあ対策はどうするか、私はこの程度しか思いつきませんでした(笑)

脳の錯覚でCOPYの文字が鮮明に見えてしまう説が正しいなら、錯覚の起こりづらい人に判別を担当してもらうことで、誤認を防ぐことは可能かもしれません。

今のところ視力との相関しか思い当たるものがないので考察はこの程度で終わってしまいますが、この仮説が問題解決に何らかの役に立てば幸いです(笑)