現世の館 (うつしよ の やかた)

世の中の「正解や常識」を水平思考で考え直すブログ

ブログの概要説明

このブログでは、世の中にある各テーマごとの隠れた真実を炙り出すため
 ・「水平思考で可能性を列挙」し、
 ・「ロジカルシンキング」
によって深堀りしていきます。

可能性を列挙する際に、背反する事象を同時に取り上げることがあります。
(同時に起こりずらいと考えられる事象「A」「B」を仮に同時に起こると仮定したら、という考え方をするということ)

前書きと本文見出しを先行公開していますが、見出しレベルでも内容が分かるように記述する予定です。内容までしっかり読みたい方は、「完成版」タグがついた記事をお探しください。

☆☆☆ 目次はこちら ☆☆☆

選択理論系自己啓発に共依存の危険がある件について

前書き

 

 

 

 

ポジティブな効果が尽きると8ヶ月ネガティブになる

 

自己啓発の現場でのポジティブ活性効果はほとんど継続せず、逆にネガティブな思考に陥った際にそこから脱却するまでに約8ヶ月の時間を要した

 

という研究結果があることから、闇雲に人をポジティブにすると、かえって後々が苦しいことになるようです。

 

選択理論を用いた自己啓発コミュニティの問題点

〜人間関係の相談をしてもあなたが変わるしかないと返され狼狽〜

ヤバいやつから精神的苦痛を受けても、被害者が自分で解決しなければならない?

 

〜「ダメなあなた・それを支える私」をお互いにやって共依存化〜

選択理論心理学自体は、ウィリアム・グラッサー博士が指摘するよう、能動的に他者の幸福追求に貢献することを推奨しています。

これは、他者に愛されたいという欲求を受動的に捉えることが、基本的には「他者の意向に従うことを選択する」という行為に繋がることから、それを避け、愛し愛される関係を作るため自発的に他者を愛さなければならないという着想から来ています。

ここまでは何も問題がないように見えますが、自己啓発が絡み出すと、途端に

「他者の問題」

が自分の問題にすり替わるようになるのです。

というのも、選択理論で言う能動的に行動するという行為は非常に大きな解釈の幅があります。

  • 自分自身が関係する物事で、他者によって引き起こされたトラブルは、自分自身がそれ以前から選択的にトラブルを防ぐよう当事者と関わり方を変えていれば防ぐことができたはず。

という考え方もできてしまうのです。

これがいわゆる、

  • 可哀想なあなたのために私が頑張ってあげる

という共依存の入口へと繋がっているのです。

 

でも、なぜそのような結末に至ってしまうのでしょう?

それは、自己啓発が選択理論を元にセミナーを組む際に、次のようなカラクリを仕組んでいるからです。

 

ケース1両親と仲の悪い男

セミナーの参加者に、家族との仲が極端に悪い男性がいたのですが、セミナーのスタッフはこう声をかけます。

「確かに、あなたとご家族の仲が悪いのは事実でしょう。でもどうでしょう、より良い関わり方をできるのは、誰ですか?」

このとき、当然のように男性は自分と答えました。

自分から良い関係を築く関わり方に変えることが出来れば、それが自ずと相手へ伝わるというのが、選択理論の根底です。

 

他人の問題も自分の問題のように思ってしまうように、自己啓発セミナーのカリキュラムを組んでいるので、絶対に問題解決なんてしきれないし、しきれたとしても、疲弊してしまいます。

 

 

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