前書き
古い名称を使いたがる人の頭の中
どの時代でもそうですが、言われ方が変わったことって沢山ありますよね。
自分の知識だけで物事を解決できると思っている
人の話に耳を傾ける気がない
新しい知見に興味が無い
古い名称と言われる身近な例
1.三密
三密の誤解が横行しているのですが、3つの密を全て満たしたら濃厚接触と思っている人が多いようです。
現実には密閉空間に居れば、その瞬間1人だけだったとしても、コロナウイルス感染の可能性があります。
例えば家庭で、一人しかいない部屋でくしゃみをして、飛沫を撒き散らしてその人が部屋を出ていったとしましょう。
次に入った家族は、誰もいない部屋で、前にいた人の飛沫に晒されることになります。
このとき、くしゃみをしていた人がコロナ感染者だったら、次に入ってきた人は、前の人と濃厚接触してないはずなのにコロナウイルスに感染する可能性があるのです。
これが公衆の空間だったらいわゆる感染経路不明の一部の原因となりますよね。
だから、不用意に出歩くなとメディアも公的機関も散々注意しているのですが、想像力のない人達によって全く効果のないものになってしまっています。
三密だけ避けたところでコロナ対策にならない
ちなみに、仮に3つの密を完全に避けたとしたら、コロナウイルスの対策としては完璧なのでしょうか?
残念ながら答えはNoです。
というのも、コロナウイルスに限らず、ほとんどのウイルスは、何かに付着したまま生き続ける性質上、屋外に設置されたものにも付着して、生きています。
なので、屋外で店先に展示しているものに向かってコロナ感染者がくしゃみをしたら、その展示物にもコロナウイルスが付着することになり、近くを通った人に何らかの形で伝染する可能性が生まれるのです。
だから、三密回避だけでは不十分なのです。
三密避ければマスク不要?換気不要?体温測定不要?そんなわけないでしょ(笑)
三密の内容を精査したのが「新しい生活様式」
第二波を防ぐ基本的なコロナ対策は、「新しい生活様式」の実践にある
新しい生活様式を覚える気がない人は三密だけ避けようとする。そして対策不足で感染する。
せっかくなのでおさらい:新しい生活様式の実践例
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密閉・密集・密接を避ける
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向かい合って喋らない
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ソーシャルディスタンスをとる
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体温測定・体調把握の徹底(「大丈夫でしょw」って舐めてウイルス巻き散らかした奴が今までどれだけ居たことか)
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勤務先・取引先の感染状況の把握
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対面業務を避ける(テレワーク含め、オンラインでできることはオンラインでやる)
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買い物は少人数で(家族総出でセブンイレブンに入店とか論外)
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電子決済の活用(ウイルスが現金を媒介に広まることを防ぐ)
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マスクまたは咳エチケットの徹底(知らない人多いけど、喋るだけでも飛沫が宙を舞います)
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誰と会ったか記録する(感染経路不明が1番困ります)
ちなみに:「COCOA」もう入れました?
新型コロナウイルス対策用接触確認アプリケーション「COCOA」
日本政府が公開したコロナウイルス対策用接触確認アプリですが、皆さんはもう入れましたか?
まだ入れてない人は下記からダウンロードできるので、お早めにインストールしてみてください。
Android端末でのダウンロードはこちらから新型コロナウイルス対策用接触確認アプリケーション「COCOA」:Google Play
2.新型コロナウイルス
素朴な疑問:なぜCOVID-19と言わない?
「COCOA」の「CO」の字は「CORONA」の「CO」では無く「COVID-19」の「CO」