現世の館 (うつしよ の やかた)

世の中の「正解や常識」を水平思考で考え直すブログ

ブログの概要説明

このブログでは、世の中にある各テーマごとの隠れた真実を炙り出すため
 ・「水平思考で可能性を列挙」し、
 ・「ロジカルシンキング」
によって深堀りしていきます。

可能性を列挙する際に、背反する事象を同時に取り上げることがあります。
(同時に起こりずらいと考えられる事象「A」「B」を仮に同時に起こると仮定したら、という考え方をするということ)

前書きと本文見出しを先行公開していますが、見出しレベルでも内容が分かるように記述する予定です。内容までしっかり読みたい方は、「完成版」タグがついた記事をお探しください。

「マイノリティ」遺伝的特質を生きるとは何か?

前書き

マイノリティについて論じる時、様々な意見がありますが、意見の系統をまとめると、前提が2つに分かれるようです。それは、

  1. 町内会とか集落、職場といった、内部交流で完結している何らかの集まりという前提。(この中でのマジョリティとマイノリティについては、マジョリティの意見が優先されるため、マイノリティは頑張ってマジョリティに合わせるという理屈が社会通念となっている。)
  2. 大学のサークルとか、MMOゲームのコミュニティなどの、様々な場所からランダムに集まり、入退会が基本的に自由な集まりという前提(この中で生じたマジョリティとマイノリティは、声の大きさによって差はあれど、基本は意見の調和を図ることが社会通念となっている。)

このふたつの違いがあるようですが、その差はなんでしょうか?

今回は、この点をテーマに、マイノリティにとって生きやすい前提とは?ということを考察していきます。

 

目次

 

生活がかかっているとマジョリティに縛られやすい

近隣住民とのコミュニティでも、勤め先の会社でも、変に浮いたり、周りと極端に違う行動を見せれば、待遇が悪くなったりいじめ差別の的になる場合があります。

お金のためには働かなければならないし、簡単に環境を変えることはできない。

そういった、生活に関わる事態と直結した集団の中では、マイノリティの人は処世術として、その集団の中のマジョリティをできるだけ素早く察知して、上手く合わせています。

マイノリティを発揮して自分の生き方で生計を立てることができている方であれば、話が変わってきますが、ここでは、それらの話は例外として考えることとします。

マイノリティでいることがなぜ、生活がかかっていると発揮しずらいのかというと、これには有名な説があり、

  • 既存の社会規範、役割がマイノリティと噛み合わないため

とされています。

何回か前の記事でバブルおじさんの話をしましたが、昭和から平成中盤辺りまでは

  1. いい学校に入り
  2. いい会社で定年まで勤め
  3. 若いうちに結婚し子育てに邁進し
  4. 老後は子孫のために教えを説き
  5. 最期は暖かく看取られて一生を終える

このステップが人生の成功ルートとされていました。

時が平成後半から令和に移るにつれ、その認識は少しづつ変化し、

  • マイノリティなりの幸せな生き方がある
  • 夢多き若者はしきたりや風習より自己実現を目指したい
  • 昭和の価値観では生き延びるのも難しい

などが周知されるようになると、社会全体として、人のあり方について考え方が変わってきました。

変わってきましたが、社会規範、法整備が全くそれに追いついていないことから、マイノリティとして生きるにあたり、ほとんど社会保障を受けられない状態が出来上がりました。

何をやるにしてもとにかく高くつくのです。

菅内閣にはぜひその点についても焦点を当てて法改正や規制緩和を行い、改革を推し進めてもらいたいところです。

 

生活に絡んでこない活動では、自由が効きやすい

海外のスポーツ価値観に見られるマイノリティの自由度

日本のスポーツ選手は、生活と試合が切っても切り離せません。

  • 打てない
  • ゴール決められない
  • 1位取れない

といった不振は

  • 「無能」

という烙印を選手に焼き付けます。

1度焼き付いた印象はなかなか剥がれず、日本では、成績に関わらず、その人に押された烙印がそのまま信用に直結しています。

(最近は好調気味なのに「今日のスタメンあいつかよ、これは勝てねーな」と言われるみたいな感じ)

逆に海外では、スポーツとはゲームであり

  • 『Just a game』(たかがスポーツに過ぎない)

という考え方があります。

これは特に、ボランティアの活動も兼業しているアメリカスポーツ選手の間では当たり前の話として浸透しています。

マイノリティかマジョリティか、こういった点は度外視されるのです。

ちなみに、ちょっと脱線しますが、黒人殺害事件を背景に、大坂なおみ選手がテニスの試合を棄権した際、一時的に大坂なおみ選手に批判の声があがりました。

批判の中身を要約すると、

スポーツ選手は試合だけをやっていろ。

政治社会に首を突っ込むな。

というものでした。

これに対し、大坂なおみ選手の反論を要約すると、

私は選手である前に黒人女性。黒人が差別されているなら当然抗議する。

それに、誰かが他人に対して話す話題を制限する権利はない。

というものでした。

結果的に、大坂なおみ選手への賛成票が勝り、これに感化されるように、他のスポーツ団体も、社会的に黒人差別に抗議する動きを見せるようになりました。

大坂なおみ「黒人差別」に抗議の棄権!「対戦相手に失礼」批判が的外れな理由|ニフティニュース

 

プロスポーツ選手もまた、全職種の中でいえば、マイノリティと言えます。(さすがに曲解?)

世界の人が見ている中で、社会的に未だ差別偏見のある話題を論じようと思ったら、生活がかかっている前提なら、相当な勇気がないと難しいと思います。

発言がきっかけで解雇されたり村八分にされたりして、それで路頭に迷うことがあっては最悪死んでしまいますから、ある程度、生活と切り離した場面場面でこそできることなのかもしれません。

 

生活がかかってこない場所をホームにして生きることは可能か?

さて、ここで一旦、先程例外処理した、

  • マイノリティを活かして生きることができる人達

の話をしていきます。

で、一応、前提として、ここで言うマイノリティは

  • 人外とかケモノ系統の絵描き・クリエイター

とか、

に限った話ではなく、

  • 自分がどうも、他の人とは違うらしいと思うこと

であればなんでも該当することとします。

  • 「マイノリティの中にもマジョリティとマイノリティで分かれるものがある」

という理由があるためです。

で、どれを取るにしても同じですが、マイノリティで生きるということは、ほとんどオリジナリティを発揮するということと同義になります。

自分の作品を売ることより、自分自身を世間に知らしめることが重要になるでしょう。

全く人と違う前提を持ち、おそらく誰とも被らないという意味で細分化すると「個」がマイノリティの最小単位となります。

なので、自分を世間に対して輝かしくイメージさせるということが必要になってくるのです。

ハリウッドスターにも、ゲイであることや、特定の障害があることを告白する方がいらっしゃいますが、それを聞いても私たちは、その人を悪く思ったりしないし、意外な一面とさえ思う場合もあるでしょう。

マイノリティでも個として輝くということの極致がここに現れています。

ただし、道のりは平坦ではないでしょう。

個として認められるということは、個として多くの人に良い影響を与えるということです。

それが出来るだけの強みが自分の中になければいけません。

 

参考図書の紹介

で、ここからの話は私の考察程度ではお話にならないでしょうから、もっと参考になる書籍を紹介したいと思います。

ORIGINALSはアダム・グラント博士の著書で、2016年に書かれた内容ですが、2020ひいては今後の令和時代に広く通用するエッセンスが記されています。

そもそも何が

  • 人と違う

ということなのか、そして

  • 自分にしかできないこと

をどう見つけるかこの本が参考になるかと思います。

 

「スライム倒して300年」シリーズは、私が読む異世界転生モノの中で、一番好きなシリーズです!(宣伝(笑))

ちなみにアニメ化が決定しており、現在鋭意制作中とのこと。

(10/11追記:放送時期決定しました!)


アニメ『スライム倒して300年』の放送時期が決定! - 電撃オンライン

 

このシリーズは日常系の色があり、登場する主要キャラがほとんど同居しているので、キャラクターの登場回数にムラがほとんどないという特徴があります。

異世界転生モノというと、ほとんどが冒険物で、キャラクターが沢山出てくるシリーズが多く、主人公と別行動するものが大半なので、大抵、一巻の中でたったの一瞬出るかどうかというキャラクターが出てしまいます。

このスライム倒して300年シリーズはキャラの登場回数もさることながら、個性を何度も引き立てることによって、その個性的な印象を確固たるものにしています。

プラス、個として独立するというテーマが描かれる際には、結構教養の深い感じがあったので、何度読み返しても心打たれるものがあります。

現在コミックス版で7巻まで発行されています。

一気読みするのにもちょうどいい巻数かと思いますので、是非お試しあれ!

 

おわりに

最終的に参考図書にぶん投げる形で終わってしまいましたが、私の一考察程度では推し量れないほど、マイノリティは奥が深い話です。

けもフレひとつとっても、

で揉めることがあるらしいですから、人の好みの数だけマイノリティがあると言って構わないのかもしれません。

また、LGBTに見られる性同一性障害という単語がある一方、マイノリティは病気では無いという言葉もあります。

私たちはまず、意図して正常・異常を区別しないことから始めるべきなのかもしれません。

というわけで今回はこんな感じで終わります。

また次回の投稿でお会いしましょう。

(「・ω・)「ホイ

 

 

 

「最適な生き方」を教えるすべての人へ

前書き

館長です、現世の館へようこそ!

今回は、人生の最適解の是非について考えます。ここ最近はよく、

  • モテる職業ランキング
  • ファッションチェック(いわゆる、おブスファッション・おモテファッション)

とか、

  • 金持ちになるための習慣はコレ

という、世論に対してマウント取るような広告や情報を発表して金儲けしている人や芸能人が多数見られるようになりました。

ダイバーシティ(多様性)の尊重と言われ始めて、人の生き方にある程度の幅が認められてきた中で、

とか言って時代に逆行した発言を未だにやっている人を見ると、なんだか切ないのを通り越して、情けないと思わずにはいられません。

冒頭でも書いた通り、今回は人の生き方の最適解について考える訳ですが、さて、皆さんは

  • 自分が生きたいと思う自由な生き方
  • 世間に対して優位が取れる最適解な生き方

この2つのうち片方しか進めないと言われたらどちらを選択しますか?

今回のテーマは、皆さんにまずこの問題を考えてもらってからスタートしたいと思います。

 

目次

 

人の生き方は常にジレンマとの戦い

もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、これはトロッコ問題でおなじみの

  • モラルジレンマ問題

と呼ばれるものの一種です。

私たちの人生における選択は、必ずそれぞれにメリットとデメリットがあります。

どちらか片方を取れば、取らなかったもう片方のメリットを得ることは出来なくなります。

私たちは、そういったジレンマとどう折り合いをつけていくのか、ということが日常的に求められています。

 

最適解を選ぶための指針

実は、選択を迫られた時の最適解にはある程度の指針が存在します。

例えば選択肢A,Bがある時

  • Aを選択した時のメリットをa
  • Aを選択した時のデメリットをa'
  • Bを選択した時のメリットをb
  • Bを選択した時のデメリットをb'

これらが思いつくかと思います。

それらを加味した計算式を頭の中で解いて、私たちは最適解を無意識に導いています。

実際、アメリカのペンタゴンでは、意思決定に関する数学的な決定基準を設けており、そこには、台風の進路予報に使われるカオス理論も用いられているのだとか。

高いIQを持つ、俗に言う頭のいい人は、この計算が早いことから、自分に都合のいい選択肢を素早く意思決定するために、最適解探しに躍起になると言われています。

 

「人生の最適解のモラルジレンマ問題」は東大生でも解けない

先程も書いた通り、人の生き方の最適解には、ある程度考え方があります。

しかし、それと同時に、選択肢によってはどちらをとっても不都合を避けられないようなジレンマにぶち当たることも事実です。

とりわけモラルジレンマに関しては、その道の学会で今でも熱心な専門家が研究されているほど一筋縄ではいかない問題です。

なので、いくら天下の東大生と言えども、モラルジレンマ問題における最適解など絶対に解くことが出来ません。

東大の方の松丸君でも絶対に解けません(失礼しますが、解けると言うなら日本はとっくによい国になってます)

 

私たちが正解だと思っているものの正体

人の生き方における最適解を提示して、

  • これが一番幸せな生き方
  • これが一番素晴らしい生き方

と宣伝する人がいるのは何故でしょう。

推論ですが、前記事の差別主義者の考え方を準用していくと、

  • 人生の最適解を生きない人を差別し、最適解を生きるための努力をさせて、そこから生まれる経済循環で利益を得ようとする

というのが差別主義者の目的ですから、

であるという考え方は可能です。

ただ、ここでひとつ矛盾が生じるとしたら、

  • 自由な生き方における最適解が存在しないならこの話が成立する

ということが挙げられます。

私たちは試行錯誤しながら、自分の自由な生き方を目指して活動していると思います。

それを象徴するように

  • 『LIFE SHIFT』
  • 『ORIGINALS』

のように自分のオリジナリティを発揮するための生き方の指南書はいくつも刊行されています。

私たちはすでに自由な生き方をできるし、そのための最適解を指南書を参考に頭の中で考えることが出来る前提に立っているのです。

であるならば、私たちがメディアでよく目にする、

  1. いい高校・大学に行き
  2. いい企業に入社し
  3. 社会人として粛々と仕事をし
  4. 結婚子育てに邁進して
  5. 老後は家族に看取られながら安らかに眠る

というストーリーはどこから来るのでしょう?

これが出来たのは日本の高度経済成長期からバブル時代にかけて生きた人だけです。

「え?現代でもこうやって生きてる人いるじゃん」

と思う人もいるかと思いますが、彼らは、

「高度成長期にすげー出世しちゃった人たちの子供たち」

に該当します。

それを証明するように、現代での教育機会の格差は親の経済状況の開きと共に広がっているとされています。

ここで言う親というのが、高度成長期に生産年齢人口に属していた人です。

問題なのは、高度成長期の人生のあり方が理想化されてしまい、ステレオタイプなのにプロパガンダとして定着していることにあります。

もっとタチが悪いことに、その時代を生きた人が今も存命で、若者に対して

「あの時代は良かった。あの時代の生き方が1番だ」

とバブルおじさん節をベラベラまくし立てていることにあります。(失礼?)

この先人からのおせっかいによって生み出された間違った認識が、私たちが人生において正解だと錯覚しているものの正体です。

 

令和時代に求められるダイバーシティに則した最適解の選び方

では、令和を生きる若者として私たちはどんな考え方をして、どんな選択肢の中から最適だと思うものを見つけ出せば良いのでしょう?

人のものさしに多様性が認められてきた以上、人生の公式も一人一人違う時代になったので、有り体に言えば

  • 答えは一人ひとり違う

ということになるのでアドバイスにならんと言われてしまうのが心苦しいところです(笑)

しかしながら逆説的に間違いなく言えるのは、

  • 自分のものさしで生きて良い時代になった

ということです。

自分のものさしで測った自分の人生の生き方について、他人が違うものさしでイチャモンつけてきたとしても、私たちが間違っているということにはなりません。

そういう時代になったからです。

私たちは自分の物差しで測った自分の1番の強みを活かす日常を送ることで、これからの人生の最適解に繋がる生き方を送ることが出来ると、館長は考察します。

 

終わりに

はい、今回は久しぶりにバブルおじさんの話が出てきたので、館長もヒートアップ気味になりました(笑)

ちなみに、

  • バブルおじさん

という用語は、ライフネット生命の会長でおなじみの(?)出口治明氏が監修した

『マンガでわかる!お金の基本 人生を変える8つの授業』

で登場する、お金の価値観に関する用語です。

氏もバブルおじさんのひとりなのに、よくこんな単語乗っけたなと驚くばかりですが、令和と昭和ではお金に関する価値観からまるで違うので、それを揶揄している単語としては、マジで秀逸だと思います。

今回は、人生の最適解についてお話しました。

ネット社会の発達に伴い、多くのハウツー情報やノウハウ動画がさらにネット上を高速で駆けずり回って台頭することになるはずです。

そこには、これが正解といったステレオタイプも混じってくることかと思います。

私たちは、一意見としてそいつのその話を聞くに留め、あくまで私たち自身の決意と"ものさし"を大切に生きていくことが良いかと思います。

今回はこんな感じで終わります。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

(・ω・)ノシ

 

 

参考図書

『内向型を強みにする』(マーティ・O・レイニー&務台夏子, パンローリング株式会社)

『残酷な世界で生き延びるたった一つの方法』(橘玲, 2015年, 幻冬舎

 

最新医学が導き出したサイコパスの特徴とは

前書き

常々、サイコパスを見抜くにはモラルジレンマ問題を突きつければよいと言います。

しかし、サイコパスかどうか見抜けたところで、私たちは社会的な立場上、出会ったサイコパスと関わりを断つことが難しい場合もあります。

職場や子供を取り巻く人間関係では特に、すぐには解決に至らないトラブルが起こる場合は、逃げるが勝ちということもなかなかできません。

であるならば、先手を打って私たちは、

を先読みし、それに対してどう対抗するか考えておく必要があるでしょう。

今回は

マンガでわかるあなたの隣のサイコパス

及び

頭にくる一言へのとっさの対応術

で紹介された事例や、サイコパスの種類などを参考に、これからの令和時代に暗躍するであろうサイコパスの行動特性を先読みしていきます。

 

目次

 

基礎知識として

サイコパス」は精神疾患の一種(DSM-5より)

まずはじめに、サイコパスという単語は実は反社会性人格障害という精神疾患の俗称であることをおさえておきましょう。

これは

DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引

で詳しく解説されていて、反社会性人格障害には、

  • 暴力的で犯罪を犯す反社会性パーソナリティ障害のサイコパス
  • 法律には抵触しないものの、モラルに欠ける言動で他者に精神的危害を加えるサイコパス

この2種類がいるとされています。

前者は暴力団やマフィアなどの反社会的勢力の人が主に当てはまり

私たちが普段目にする職場のサイコパスは後者です。

さらに細分化すると、サイコパスは2種類に分類され

  • 寄生型(利用価値のある人間に自分の都合を押し付け、洗脳を行うサイコパス
  • 支配型(場の空間を自分の思いどおりにし、自分の意にそぐわない対象を攻撃するサイコパス

に別れます。

とはいえ、相手がサイコパスかどうか自体を判断することは、専門家でも1年要すると言われていることから、私たちは尚更、相手がサイコパスかの判断が遅れてしまうのです。

だから私たちはサイコパスと関わると長く苦しめられてしまうのです。

 

サイコパスの代表的特徴

平気で嘘をつき、バレてもしれっとしている

共感性が低く、他者の気持ちを尊重することができないのが、サイコパスの特性です。

常に自分優位に物事を動かすために平気で嘘をつきます。

しかしサイコパスはその共感性の低さゆえ、嘘をつくときにその嘘が結果的に自分を苦しめることになるか考えることはありません。

常にその場を凌ぐための嘘を脳みそフル回転で考えているため、自分が投げたブーメランで頭を打っても知らん顔でいられるのです。

これだけ聞くと「あ、ただの馬鹿じゃん」と思いがちですが、これの怖いところは、ブーメランが大きいことに臆しないため、嘘をつく時には徹底的に相手に害な嘘をつくところにあります。

その場その場を嘘で切り抜け、嘘で相手を完全に潰してやり込められれば自分にブーメランが戻ってくることも無いため、それならばと、リスクを侵さずに嘘をつくのがサイコパスの怖いところなのです。

もし、IQが高く、かつサイコパスである相手と敵対してしまうと、そのサイコパスは、あなたに対して、1番グサッとくる効果的な嘘を瞬時に思いつき、攻撃を仕掛けてくるでしょう。

それも何度も何度も・・・

本当におっかない存在です。

 

対策編

VS.寄生型サイコパス

消費者生活センターによく上がる事案として、セミナーで知り合った知人に友情を盾にしつこく勧誘されたというものがあります。

彼らの中にはセミナーの主催者から勧誘人数に応じた報酬を貰うため、セミナーで一緒だった人をよく誘う人もいます。

そのくせ自分が誘われると理由をつけて絶対に誘いを断るので、タチが悪いです。

これは寄生型サイコパスの特徴であり、相手を利用することに躊躇がないことから来ています。

もし、勧誘被害に会いそうな予感がしたら、微塵も勧誘に乗るような返答はしてはいけません。

可能性を匂わせると、サイコパス

「あ、コイツはやり込められるぞ」

と察し、しつこくLINEや電話でラブコールしてきます。

NoはNoとハッキリ言い、寄生型サイコパスに、こいつには利用価値がないなと思わせ、標的から外してもらうよう対応しましょう。

所詮、セミナーで知り合った程度の浅い人間関係なら、あってもなくても同じですから、自分が被害に遭わないことをまず第1に考えてください。

 

VS.支配型サイコパス

毒親というのは、子供に対して暴力を振るったり、心無い言葉をあびせたり、意図して生活に支障をきたすような関わり方をする親のことを指します。

暴力を伴わなくても、ネグレクトやゴミ屋敷などで子供を苦しめている親なら毒親と考えて構いません。

この場合、対策は逃げる以外にほとんどありませんが、行政に対応を依頼する場合は、各都道府県の行政機関に、健康保健福祉相談所なるものがありますから、そこに相談してみると良いでしょう。

しかし、ここが行政の悪いところで、平日は市民の勤務時間と、行政窓口の開庁時間が同じですし、土日祝日は開いていません。

なので、緊急性が高い話なら、割り切って休んで訪問するしかないため、そこはもうホントに割り切って行くことをオススメします。

休んだ日数がプラス1されることと、毒親に苦しめられることを天秤にかけたら、毒親から開放されるための行動が最優先ですから、まずは相談所に行きましょう。

電話でもOKです。

 

終わりに

サイコパスと呼ばれる人格の持ち主は現代では100人に1人と言われるようになりました。

1000人に1人の美女を見つけるよりサイコパスと関わる確率の方が遥かに高くなったと言えると思うと、世も末だなと思ってしまいがちですが、幸い、世間にその存在が広く周知されていることから、対策のための情報も出揃ってきています。

逆に言うと、マイノリティとしてのサイコパスにとっては、生きづらい社会になりつつもあると考えれば、良くも悪くも自己中はアカンなと思い直すばかりです。

では今回はこんな感じで終わりにしたいと思います。

また次回の記事でお会いしましょう。

(・ω・)ノシ

差別主義者の共通点から学ぶ、金銭感覚ヤバいやつとの戦い方

前書き

今回は、久しく曲解シリーズの更新をしていこうと思います。

差別が大好きな人って何故か、世の中に沢山いますよね。

  • 性差別
  • 人種差別
  • 障害者差別
  • 気質差別
  • 職業差別
  • 出自差別
  • 語学差別
  • 身体差別

ローカルなところでは部落差別なんてのもあります。

アメリカでの警官による黒人射殺事件を受け、テニスの大坂なおみ選手が人種差別に抗議したことは記憶に新しいですね。

では、差別する側は、これらの差別を通して、何をしたいと考えているのでしょうか?

今回は、そんな愚かな思想を持つ人の特徴を考察すると共に、2013年に発表された精神疾患の診断基準であるDSM-5をもとに、どんな精神的な疾患が当てはまるのか考えていきます。

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差別主義者の目的:差別を助長することで金銭を得ようとする

「ん?」

となった人もいるかと思うので、早速解説したいと思います。

差別主義者が差別的な意見を述べるそもそもの動機は、差別的な意見を聞かせた相手に

  • 何らかの行動

を起こさせることにあると言われています。

というのも、理不尽な比較や存在価値の否定を受けたら皆さんはどうしますか?

普通なら反論したり、見返すために何かしら努力しますよね?

で、勘のいい方はもうおわかりだと思いますが、何らかの努力をする時、

  • 勉強したり
  • 運動したり
  • 美容にさらに気を遣ったり

といった行動に結びつく際に、そのための資材の購入、つまり「買い物」が間に挟まることがほとんどです。

差別された人は、これ以上差別されないために、自分の能力開発や、自己研鑽のために、お金を使うことになりますが、まさしくそこに差別主義者の真の狙いがあります。

 炎上系とか、迷惑系とか言われる投稿者はよく

  • 「そんなこと言ったらあかんやろ」
  • 「それやったら人としておしまいやぞ」

と言われるようなことを平気で投稿しますが、彼らは目立ちたがりである以前に、収益化を目的としているので、YouTubeであれば視聴回数を稼ぐために、わざと差別的なことを動画内で喋ったり、サムネやタイトルに煽り文句で一杯にして、視聴者を釣るような真似をします。

彼らはこのような行動を起こすのに

  • 良心の呵責

は一切ありません。 

で、それに釣られて「なんだなんだ?」と動画を視聴すると、彼らの投稿のPVが上がったり、広告表示されて相手の収益化に知らぬ間に寄与することになってしまいます。

わざとらしく特定の人間を小馬鹿にするタイトルをつけるようなYouTuberは、大なり小練り差別主義の人格があると言って、精神医学的に問題ありません。

ちなみに心理学の研究では、人はストレスや不安感を覚えると、広告の品に飛びつきやすくなるそうで、差別主義者はその心理効果を利用して、私たちに要らぬ買い物をさせる魂胆で嫌な発言を繰り返すそうです。

この特徴で示唆される精神疾患として、向社会性サイコパスに見られる良心の呵責の不足が挙げられます。

これは反社会的な暴力行為ではなく、ヘイトスピーチに見られる差別的な言論や差別表現を公衆に見せびらかすことによって、自身の有利を得ようとすることに大きな特徴があります。

ちなみに、差別とお金に関する興味深い記事がありますので、リンクを掲載しますね。

住宅から「黒人が住んでいた痕跡」を取り除くと評価額が40%も上昇したという実例 - GIGAZINE

「黒人男性の死が問題になると株価が上がる」とテレビ番組が放送して謝罪 - GIGAZINE

 

差別主義者の特徴

特徴1.安全圏から好き勝手言うのが好き

差別主義者の発言場所を分析してみると、意外と動画の広告や、コメント不可能な動画で差別発言している場合が多いようです。

この目的は、差別発言を聞いた相手がコメントに反論を書いたり通報したりして、差別表現を阻止できないようにするためですね。

嫌なことを言われても反論の余地もないなら、聞いた側はストレスがずっと続いてしまいます。

その他、差別主義者は自分の目で現場を見る気持ちがないため、

などの外の世界の当事者と対話した経験がほとんどありません。

このことについて、差別主義者に対して、

「その意見は現場を見て思ったことですか?」

と聞くと

「見なくても分かることでしょう」

と返ってくる率が高いことからも伺い知れる特徴です。

とどのつまり、好き勝手言えるくらい視野が狭いのです(笑)

 

特徴2. 内心の自由とかお構い無し

誰とは言いません、色んな人に該当するから。でも、著名人ほどよくやってます。

で、最近の心理学解説動画全般でよく見られる事なのですが、

  • 趣味が〇〇な人の心理

とか、

  • 聞く音楽のジャンルでわかるあの人の頭の中

などの、人の内心を詳らかに公表しようとする動画が散見されます。

個人的には「そんなん知らんくてもええやん」と言いたいところなのですが、勉強熱心な一部の視聴者からは好評なんだそうです。

 (追記:ちなみにガチでこんなタイトルが例のあの人の動画でサムネになりました。ぶっちゃけ絶対やると思っていたので、これは決定的証拠かもしれません(笑)

ただ、日本国憲法で規定されている内心の自由を前提に考えると、

  • 何を考えているのかによって、差別や偏見があってはならない

わけですから、たとえ日本の法律が他人の思考をみだりに公開することを取り締まらなくても、憲法でいう内心の自由に私人間効力が認められるなら、

  • 人の趣味や好みから読み取ったその人の内心を公衆に対しみだりに晒す行為は確実に100%アウトである

と指摘することができます。

まあ、これを書くと護憲派思考の右翼野郎とかよく言われるみたいですが(笑)

でも、控えめにやんわり言ってもプライパシーの侵害ですから、自分がされたら嫌だと思いませんか?という話にも言い換えられるのです。

差別主義者はこの点が理解できないのか理解する気がないのか分かりませんが、しょっちゅう内心の自由の侵害に抵触しているので、極めて注意するべきでしょう。

特にネット社会で起こる分はタチが悪いですからね、気をつけなければいけませんね。

 

アメリカ社会では内心の自由なるものがどのくらい保証されているのか分かりませんが、以下の記事は少なくとも、

  • 内心を著しく侵害するとはどういうことか

それが分かるものとなっています。是非ご覧ください。

Apple Storeの店員が黒人学生に「何か盗むのではないか心配」と店からの退去を要求、その後に謝罪 - GIGAZINE

 

特徴3. 差別的主張になった途端、論拠が消失する

差別主義者は、普段は一般的な事柄を話す際に根拠を明示しながら話すことで、聞き手に納得感を持たせることを意識しています。

そうすることで、差別的な話にも理由があると聴衆に錯覚させることができるからです。

しかし、差別発言の根拠という点で切り込んで、論拠を問いただされると、話をすり替えたり、誤魔化したりすることが多いことから、彼らの差別発言には基本的に根拠がない可能性も高いことがうかがえます。

心理学関連の書籍でよく見かける例があります。

というのも、一般的に誰にでも当てはまる心理に関しては、しっかりと論文や参考文献の内容を引用して記述している反面、特定の性格や好みをしている人に関する心理の解説は、著者の意見ばかりが目立つようになり、それまでちゃんと出していた出典が忽然と見られなくなるのです。

ただ、読み手は本の全体像を通して本の価値をはかるので、

「ああ、ちゃんと出典を明示している良書だな」

と錯覚を起こしてしまいます。

 

特徴4.物事の全体像を説明できない

この特徴は、俗に言う

  • 右寄り、極右、前例主義
  • 左寄り、極左、リベラル

みたいな、精神的にどういった方面に傾倒するかという話に繋がってきます。

差別主義者は基本的に何かに傾倒する癖があり、反対派の意見には聞く耳を持ちません。

そのため、差別主義者にとって他者の理屈は、知る由もない理論のため、物事を語るうえで、他者の理屈と擦り合わせた際におかしな論理展開になっても自分で気づくことはまずないのです。

全体像を把握できない故、全体像を説明できないことから、この観点から差別主義者を見抜くことが可能です。

あまり例えていうことではありませんが、

という質問に対して、現代医学は、遺伝する可能性のある染色体は発見されているが、その因子だけでは完全に遺伝しないこともわかっているため、まだ100%遺伝するとは言いきれない。という風に解説しています。

しかしながら差別主義者、特に心理学を軽くかじった程度の実力しかない無免許カウンセラーには、精神障害は100%遺伝すると明言するオ☆Ba☆Kaもいます。

聞きかじった程度の浅い知識、自分の頭でしか考えたことのない理屈で人に教えを説こうとすると、有識者からは反発の声が上がるのです。

 

本題:金銭感覚ヤバいやつとの戦い方

戦い方と称した手前、身も蓋もありませんが、まず1番にお伝えすることがあります。

金銭感覚ヤバいやつのうち、サイコパスと呼ばれるいわゆる反社会性人格障害(もしくは向社会性サイコパス)の人が相手の場合、戦っても基本的に勝ち目が薄いことがほとんどです。

というのも、サイコパスは犯罪スレスレのことをするのに心理的抵抗が薄いという特徴があり、法律で裁けないような網目をかいくぐった攻撃をしてくることが多いためです。

例えば、いじめや、シカトでもそうですが、証拠がないと外部から司法的な介入ができません。

それを傘にサイコパスは平然と人を遠回しに傷つけることを躊躇わず行います。

私たちは証拠を抑えるためにカメラやICレコーダーを買ったりして、サイコパスに対し実直に立ち向かうしかありませんが、逆にそこまでして叩きのめすと、サイコパスは逆上して暴力行為に及んだりすることが多く、事態がエスカレートすることもあります。

なので、基本的には戦う姿勢は見せないようにしながら、ターゲットから自然と外れるように仕向ける必要があります。

このとき、違うターゲットに目を向けさせろという訳ではないので、然るべき専門機関に相談しながら、事態の収束を図りましょう。

証拠を集めること自体はやった方がいいことなので、お手持ちのレコーダーやペン型カメラがあるなら、活用は辞さない構えで行きましょう。

で、差別主義者のうち、対処可能な相手の場合ですが、これは、内部告発による指摘を繰り返すことが有効です。

たった1回きりの内部告発ではダメです。何回もやりましょう。内容は同じで構いません。

つまり、多くの人に、

「事態は重いぞ」

と、メッセージを送るわけです。

 

事実、私のこのブログも、社会に対する内部告発的要素が多く、何回かに分けて情報発信を行っています。

多くの人に、本当はこうなんだぞということを伝えることに成功すれば、差別主義者の意図を挫く一助になります。

これからのネット社会では、差別主義者の台頭を如何に阻止するかが社会規範を保つ鍵になると考えられるので、ぜひ、みなさんとも協力していけたらと思う次第です。

 

終わりに

今回の記事はだいぶダークな感じですがいかがでしたか?

あくまで差別主義者のパーソナリティも、精神疾患の一種と言われることもあることから、ひとえに断罪も難しいのかもしれませんが、やってることが悪いことならそれ相応の報いを受けるべきというのは、あながち間違いではないはずです。

私たちは真っ当な手段で、真っ当な意見を述べることに努め、生きやすい社会を作ることを心がけていきましょう。

それではまた、次回の記事でお会いしましょう。(「・ω・)「ホイ

 

参考図書

『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』(橘玲,H27,幻冬舎)

 

『まんがでわかる隣のサイコパス』(名越康文, 2018, 株式会社カンゼン)

まんがでわかる 隣のサイコパス

まんがでわかる 隣のサイコパス

  • 発売日: 2019/08/09
  • メディア: Kindle
 

 

DSM-5  精神疾患の分類と診断の手引き』(アメリカ精神医学会, 2014)

 

DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引

DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引

 

 

手越祐也氏の農業構想について

前書き

6月19日にジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也氏が8月5日に開いたフォトエッセイの出版会見で、手越村農業構想を明かしましたが、その中で、元TOKIO山口メンバーを、協力者として推薦しました。

農業構想を語る上で農業のノウハウがない手越氏にとって山口メンバー

  • 尊敬するジャニーズの先輩

と会見で話していたことから、手越氏は構想当初から山口メンバーを協力者として推薦するつもりだったんだろうなと考えが膨らみます。

この点について、社会的には賛否が別れていますが、現世の館的には

「まあ、別にええんでねえの?」

くらいの楽観的なスタンスで、とりあえず肯定寄りな考えで見ています。

その理由も踏まえ、今後の手越氏の活動が社会にどんな影響を与えそうか考察していきます。

目次

 

山口メンバーを推薦すると聞いて

「なるほどそこ行ったか」という人選

TOKIO以上に山口達也だから

 農業の知識・経験を借りるために

  • 同じジャニーズ
  • 鉄腕DASHで長きに渡りその手腕を発揮してきた

という点でTOKIOメンバーに協力を依頼するところまでは、恐らく誰もが容易に想像できたと思います。

まさか、現存のTOKIOメンバーではなく、他でもない山口メンバーに焦点を当てるとは、この時誰もが予想だにしなかったでしょう。

今回の会見を見て、手越氏が山口メンバーを推薦する一番の理由は

「大好きな先輩にもう一度輝いて欲しい」

という、純粋な後輩心からなのではと、何となく察するところがありました。

その他の思惑的なところは多少なりともあれど

  • 山口メンバーが不祥事を起こして事務所を退所することになっても、それまで抱いてきた尊敬の念が根底から覆ることが無かった

だからこそ山口メンバーの名前が出たのではないかというのがウツシヨ考察です。

 

手越氏の狙いは日本社会では希薄な「敗者復活論」を実績で伝えることか

手越祐也 農業構想明かすも山口達也とのコラボが懸念される訳 | 女性自身

上記の記事のように、手越村農業構想への山口メンバー推薦に、報道関係者は否定的なコメントを載っけているのが多く見られますが、当然といえば当然。

山口メンバーの過去の不祥事をあれだけ厳しく断罪したにもかかわらず、手のひら返して

「じゃあ、やってみれば」

とは、立場上絶対に言うことが出来ないわけです。

また、円満退所では無いイメージでジャニーズを離れた手越氏のもとに山口メンバーを呼ぶことに、ことの泥沼化を招くのでは?と書く週刊誌も多いのが現状です。

悪い事をした人には死ぬまで罪人のレッテルを貼り続けるのが「報道」という営利組織のあり方であり、日本社会の厳しさの象徴となっています。

 

(メンタリストDaiGo氏もちょくちょく、報道と心理学を絡めて、不祥事芸能人への断罪動画を出してますが、彼は意見がコロコロ変わるので除外)

 

山口メンバーに限らず、その他不祥事案件に関わった芸能人は、この日本社会の宿命に則り

「敗者」

として、後世まで伝えられていくことになります。

そこに焦点を当てたのか、山口メンバーを引き合いに出したところに手越氏の力強さと覚悟があります。

もし、山口メンバーを交えた手越村農業構想が大成功を収めれば、手越氏の活躍もしかり、山口メンバーの協力姿勢も一定の評価を得ることになります。

 かねてより日本社会に存在する

  • 「潔癖主義」
  • 「敗者不要論」

という厳しすぎるローカルルールが、手越村農業構想の成功により

  • 「敗者復活論」

という新しい知見に昇華するかもしれませんね。

 もし、そういった社会の縮図に風穴を開けることが出来たら、手越氏は大したものです。

 

良くも悪くもノーミス主義な日本

「法に触れれば前科者」「モラルに反しても前科者」は日本だけ

過剰なほどモラル主義国な日本ですが

  • 人のやることが気になる
  • 人の目を気にする

といった

  • 他者ありきの自分

というスタンスが心理的な根底にあります。

ただ、ぶっちゃけ言うと、自意識過剰。

周りの人は、言うほどあなたの事を気にしてません。

世の中の成功者と呼ばれている人の特徴に、

「他人の目なんて気にならない」

ということがあります。

人の視線が気になって人と違うことが出来ない日本人は、この特徴の真逆を行ってしまうが故に、その他大勢から抜きん出ることが出来ずなかなか成功しないと言われています。

さらに、日本社会は過剰なほどモラルにうるさく、過去の失敗を永遠に引きずるという謎の特徴があり、海外のように

  • 慰謝料を払ってちゃんと和解したからチャンチャン

とはならないことが、とある方面では問題視されています。

確かに、法に抵触しないが故に問われるモラルの課題は、決して無視して通ることはできません。

罪に問われないからこそ余計に、やる前に

「この行いが正しいのか」

を頭で考える力が求められます。

 

「法モラル擁護論」に「更生の機会」が噛み合えば、日本はもっといい国になるはず。

しかし、それと同じように

「やってしまったことに対して、落とし前をつける権利」

が平等に存在していていいのでは?

と思います。

いわゆる

責任能力がある」

と言われる人間であるなら、

「やってしまったことに対して責任を負いきる」

ことによって、許される機会が設けられていいのではないかなと思う次第です。

モラルの問題ならなおさら!

日本社会では、

  • やらかしたやつは一生苦しむべき

と、新聞、テレビ、ネット、SNSなどで過剰なまでの叩きのめしが発生し、ついこの前も、テラハの木村花さんがネットでの誹謗中傷を受け自殺という痛ましい結末を招いてしまいました。

これも

  • モラルに関するやらかしをちゃんと落とし前をつけることによって清算できる権利

が日本には存在していないが故に起こっていると思います。

  • 刑事罰の刑期を終えても白い目で見られる
  • モラルに関する不当な責めが重い

という日本の人権に関する考え方が見直される日が、手越氏の活動によって近づくことを祈るばかりです。

【レター】16タイプ診断を活用した恋愛アフィリエイターのノウハウ評価傾向及びその信用度のモデリングに関する考察

前書き

 

今回はかねてよりやりたいと思っていた

  • 恋愛アフィリエイター評価制度

の走り出しとなる、恋愛アフィリエイターの心理を分析し、信用出来るアフィリエイターか詐欺アフィリエイターなのかを分類していく基礎理論の提唱回です。

 

かねてより恋愛マスターなる、いわゆる

  • 竿人間
  • 穴人間

は、大量に存在していました。

彼らは自分たちの経験則を人に教え、その対価に高額な指導料を受け取る、キューピットと詐欺師を紙一重にした存在です。

なので、彼らの言うことが本当に正しいか評価する存在がもてはやされていました。

しかし、ノウハウが正しいかどうか実証・考察せずアフィリエイトを行う人間もまた、大量に出現しているのが実態です。

 

実際のところ、

  • 恋愛マスター
  • 恋愛アフィリエイター

の人数比で言うとだいたい1:4くらいで、圧倒的にアフィリエイターの方が多いです。

 

そのため、私たちが恋愛商材を買って

「あぁ、買って損した!!」

と思う原因のほとんどは恋愛アフィリエイターの側にあると言っても差し支えないのです。

 

なので、そこに目を向けた私館長は、

  • アフィリエイターの言うことが正しいかどうか分かるなら、正しいことを言ってるアフィリエイターの話だけ分かればいい

という進次郎構文を元に(笑)、本格的にアフィリエイター評価制度の開発を行うことにしました。

 

で、大体の基礎理論が出来上がったので、試作品のお披露目を兼ねて記事としたく、この回を投稿しています。

 

理論の全貌そのものは無料公開したいと思いますが、開けっぴろげに公開したくないので、Ci-enにてフォロワーとなってくださる支援者に向けての公開とします。

 

今後この理論を元に、実在するアフィリエイターの評価も行っていきますが、無料枠での公開は、

  • 毎日三食嗜好品で腹いっぱい

なくらい贅沢なことなので

Ci-enにて月額課金してくださる支援者様に限定して公開したいと思います。

コロナ対策の変遷から考える、生活常識と感染予防法の矛盾

目次

 

 

全ては3密から始まった

新型コロナウイルスに限らず、全ての感染症は、三密を避ければほとんどの場合感染拡大を防ぐことができるとされています。

その情報が発表されたその日から、三密という概念が普及し、人のごった返すところにはなるべく寄り付かないローカルルールが各地で出来上がりました。

緊急事態宣言(特別警戒地域)

4月7日、緊急事態宣言が発表されました。

 

厚労省発表の10の濃厚接触予防方法

4月22日に発表されたのが

というもので、

新規感染者を減らすために、現在の直接のやり取りを8割減らさなければならないというものでした。

 

ニューノーマル(新常識)の出現

10の予防法とほぼ同時期に各テレビ番組で提言されたのが、

  • 「ニュー・ノーマル」

です。

  • 新型コロナウイルスは撲滅出来ない
  • インフルエンザと同じように、感染患者が出るのはある程度やむを得ない

という、現在のWithコロナに通づる概念となっています。

 

緊急事態宣言解除

5月22日

 

東京アラート

6月2日

 

With コロナ

WithBがどこかにいってしまって、代わりに出てきたのが

  • 「With コロナ」

という概念です。

 

おそらくは、ニューノーマルをコロナ版として分かりやすく言い換えたものです。

ニューノーマルの時と違うのは、

  • 経済活動のための濃厚接触はやむを得ない

という項目が追加されたことにあります。

 

Withコロナをまとめると

  • 新型コロナウイルスは撲滅出来ない
  • インフルエンザと同じように、感染患者が出るのはある程度やむを得ない
  • 経済活動のための濃厚接触はやむを得ない

この3つがポイントとなります。

 

新しい生活様式

新しい生活様式が6月上旬から提言され、沢山の項目が盛り込まれました。

 

 

こちらは人との接触を8割減らす、10のポイントとは異なり、文章で事細かに記述されているため、都道府県や市町村単位で図解やあいことば形式に変換して周知されています。

 

なので、地区ごとに全く同じ生活様式にはならないことに注意が必要です。

 

新たなモニタリング指標が必要

新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、必要となっているのは、感染をどうモニタリングするのか、そして、そのデータをどうやって整理し、直感的に人にヤバイと伝えられるよう落とし込むかです。

このモニタリング指標がない限り、私たちはただ毎日感染者が増えた減ったをグラフ上で観察しているしかありません。

一刻も早く研究が進み、適切な管理基準を普及して欲しい限りです。

 

進次郎構文への世間の反応から読み解く、バズるメッセージの構成要素

前書き

実は私、Twitterをやらないもので、進次郎構文というものをつい先日職場で知りました(笑)。

まとめサイトで、その構文とやらを見ると、真っ先に出たのが

「このままではいけないと思います。だから日本はこのままではいけないと思います。」

でして、

「あー、なるほどね笑。言いたいことはわかったけど、伝わりきってないやつだわコレ」

というのが初見の感想でした。

とはいえ、読み進めていくと、その構文の中にある

「そもそもなんでこんな構文がバズることになったか」

という理由を垣間見ることが出来ました。

今回はそんな進次郎構文を上手く転用し、私たちが使う時にはより強力なコンテンツとするための方法を考えていきます。

 

目次

 

なんだかんだ言っても、バズれば勝ち

進次郎構文として世に広まった小泉進次郎氏のメッセージの共通点

わかりやすい言葉だけ使っている

進次郎構文の特徴は

  • 中身はないが難しい表現もない

という点に現れています。

四字熟語や慣用句をあえて使っていないので、分からない表現があるせいで聞いて貰えないといったリスクが軽減されています。

意味がわかりやすく、多くの人に理解されている表現を使うからこそ、かえって当たり前と言われるのかもしれませんね。

ただ、意味はわかりやすいものの、

  • 「で、どうするの?」

の部分をもっと詰めてもらった方が聞き手は安心です(笑)。

 

記事の見出しになるように発言している

発言をいくつか見ていると、育休取得時の記者会見での

「育休だけど休みではない」

という発言がクローズアップされていました。

会見では進次郎氏がこれに続く説明をしているのでしょうが、この発言だけでも何が言いたいかは想像できます。

とりわけ会見の場であれば、その後に報道というフェーズが待っており、記者はVTRやテロップの準備をすることになります。

記者の目線から見ると編集が大変なだけに、見出しにしやすいことを言ってくれるなら占めたもの。

憶測ではありますが、そういった部分を見越して、

  • 男性政治家には珍しい育休取得

をメディアに取り上げて欲しいため、

「育休だけど休みではない」

とメディアの見出しにしやすく表現し、本題に入ったのだと考えられます。

 

発言ではなく本人に対する賛成票を集めている

進次郎構文の大きな共通点として

  • 当たり前すぎて賛成も反対もない

ということが挙げられることは先程も書きました。

これは逆に、進次郎氏を応援する人からすれば、発言全てが全力肯定できるということになります。

進次郎氏に投票者の心理が分かるのかは知りませんが、彼を盲信している思考停止な人は

「ああ、進次郎いいこと言ってるなー」

と票を入れることでしょう。

 

カルト臭を全力排除している

時は遡り平安時代あたりは

  • 信じれば仏が極楽浄土へお救いくださる
  • 仏心に念仏を唱え祈ればたちまちに幸運が訪れる

という、現代では宗教すぎてヤバい物扱いされている概念が、常識として定着していました。

一部の政治家や右左に極端な人達は、未だに宗教的なフレーズをポスターに掲げて活動しています。

しかし進次郎氏は、発言に宗教的な考えを滲ませていないことが、構文から読み取ることが出来ました。

政治家の中でも若い方ですから、現実主義的な部分もあるだろうし、単純に無信教者という可能性もあるでしょう。

(間違ってたらすみません(笑))

ただ、政治家の中でも若いが故に、若者からの視線を受けやすいということは間違いありません。

それを見越しているなら、宗教チックな発言を避けているのは、ごく自然なことだと思います。

なんせ若者ほど宗教が嫌いですから。

 

私たちが進次郎構文を有効利用するとしたら

感情を伝えたい時

日常会話の話なので、ここでは流行語は一旦脇に置いておきます。

私たちが自己表現する際に、よくあるのが、オブラートに包んでしまうという点です。

  • 何となく察して欲しい
  • 気づいて欲しい

という、願望があるにもかかわらず素直に表現出来ないパターンは、多くの人に経験があるのではないでしょうか?

その時の進次郎構文の作り方としては、

  • オブラート+本音

という構図が考えられます。

「せっかくオブラートに包んでるのに、ホンネでちゃってるよ!」

と思うかもしれません。

実は、アサーションのテクニックに、

  • クッションフレーズ

というものがあります。

これは、いわゆるNo thank you.のthank youに当たる部分を指しています。

(「ありがとう。でもいらないよ。」というのがノーサンキューの意味であるため)

同じように、see you againも、何故againとつけるかといえば、

「また次もあるから、今日はここでおしまい!」

ときっちり区切るためです。

相手へのある程度の配慮のうえ、きっちり言い切るということを、進次郎構文的なわかりやすさを踏まえて心がけると、意思疎通が図りやすいと考えられます。

 

相手の意見のニュアンスをそれとなく測りたい時

仕事は定年まで勤めてなんぼだろ

なんてよく、職場のおっちゃんや家族の誰かが言う訳ですが、こういった例であれば、

  • 年金もらえるまでは働かないとですもんねー

というフレーズで返すと、それとなくニュアンスを確認できます。

実は年金は必ずしも65からしか貰えない訳ではありません。

特にこれから定年を迎えていく人達には

  • 65から年金を貰うパターン
  • 70から年金を貰うパターン

などのバリエーションがあります。

さらにいえば、令和の新卒社会人なら定年は70まで引き上げられている場合もあり、

  • 75から年金を貰うパターン

も想定しておく必要があるのです。

もし、先程のフレーズで、70まで働かないとダメだと返されるようなら、その人は

  • 仕事=美徳
  • 無職=怠惰

という価値観の上で生きていることになります。

逆に、フレーズに対して肯定的な反応が返ってくるなら、その人は

  • 安定=美徳
  • 不安定=罪

といった価値観の持ち主だと考えられます。

全く同じフレーズを使ったのに相手の価値観をそれとなく確認できるだけでも、その人の職業観や金銭感覚を推し量る材料になるため、意外や意外、進次郎構文も使いどころがあります。

 

終わりに

昭和の団塊世代やロスジェネ世代がようやく退職したかと思えば、忖度社会の佳境に入り、昭和末期のバブル新撰組(俗に言う頑張らなくても生きられた世代)が高官や役員になってきたことで、上司部下関係も横暴になってきている部分が増えてきました。

中間管理職も平成の大不況真っ只中で仕事をしてきた人間ですから、次、これが出世すれば同じように、俺の時代はこうだったと横暴な上司になる可能性は十分指摘できます。

進次郎構文はわかりやすい作りである上に、ダブルミーニング、トリプルミーニングを作りやすい構図でもありますから、これを上手く使って、上司の意見を引き出したり、こちらの意見を飲ませたりすることが、令和の若者にとってのひとつの処世術となるように思います。

この情報が1人でも多くの人の役に立てれば幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

「エアプ」ほど好き勝手言う心理から考える、机上の空論で済ませることの危険性

前書き

ニコ動の「未プレイ多すぎワロタ」コメント

ニコニコ動画でも、YouTubeに転載されたコメ付き動画でもゲーム動画によくあるのが、エアプ勢に対する煽りの

  • 「未プレイ大杉」
  • 「未プ勢ワロタ」

みたいなコメントですが、

  • 投稿者のプレイに逐一いちゃもんつける
  • ゲーム進行上実行不可能な動作をコメントでウザイほど指示
  • クリア自体は簡単なのに操作を見て神プレイと勘違いする

など、既プレイの人からすれば、

「好き勝手言ってる割に、やっていれば分かるはずのことが、全然わかってないんだよなー」

という感想をコメントにしたものです。

スマホのパズル系ゲームの広告で、demoプレイが壊滅的に下手くそなのを見て、

「こんなヘマしねーよJK(常識的に考えて)」

と思った手前、実際やってみると、操作できると思っていた場所が全く動かなかったり、思っていた手順と違ったりで、密かに赤っ恥かくのと似ているかもしれませんね(笑)。

今回はこのエアプにまつわる心理学について考察していきます。

 

目次

 

机上の空論の8割は不正解

やったことがないと、性に合うか分からない

私たちが普段目にするノウハウの数々は、成功者の特性などをまとめたものなので、統計的には正解です。

しかし、自分の実情と噛み合うかどうかという単一指標で考えると、

  • やってみるまでできるかどうか分からない

ということが往々にしてあります。

統計的に有意だとしても、所詮は確率論ですので、確率でそれに当てはまらない人もいるので、確かめ算として、実際にやってみる必要があるのです。

 

思いて行わざるは即ち暗し

○○心理学だろうとメンタリズムだろうと、使えるかは実証しないと分からない

例えばあなたが恋愛テクのメンタリズムを使うとしましょう。

統計的に有意なテクとして認知的不協和というものがありますが、それをどう、自分と意中の異性との間に成立させるかとなると、これはあなたが実際にやってみる他ありません。

効果がないノウハウを、多くの

  • 「成功法則"未プレイ"」

の方々が巷の商材や本を介して紹介しています。

だから、そんなものを読んでも読書数が1増えるだけで一銭の価値もないし、一向に幸せな未来へと進むことが出来ないのです。

 

行いて思わざるは即ち危うし

偶然上手くいった手法をまとめただけのエセノウハウたち

YouTubeあるある:ほぼ屁理屈な成功法則動画

「成功法則を紹介するなら、あなたがそれで成功する様を動画に撮って、うpすればいいじゃん」

成功法則動画を見るたびに私はいつも思います。

私たちは、成功者と言われる人の話を聞く機会が、良くも悪くもある訳ですが、それらは成功し、振り返ってみて思ったことを聞かされているに過ぎません。

  • 現在進行形で成功中です!

という人が圧倒的にいない中、成功した後の人がごまんといるのは何なんでしょうか?

世の中には不思議なノウハウもあり、

異性と性的な話をして盛り上がれば、認知的不協和から相手を惚れさせることができる

という、頭のネジが3本くらいぶっ飛んだ恋愛商材もあるくらい、

  • 言うだけならタダ

みたいなノリを悪用して多くの人には真似出来ないようなノウハウを語る恋愛マスターは数多く居ます。

もちろん成功した実例があるから動画としてまとめているのでしょうが、自分が上手くいったやり方を紹介するだけでは、他人が同じように成功する保証がない以上、不親切なのです。

それを知ってか知らずか、善人面して

  • こうすればいいのになんでみんなやらないんだろうね

みたいに言えるのは、頭の中がお花畑で散らかってるとしか言うことがありません。

 

PDCA」を通して実践すれば分かること

ビジネス書の中で有効な手法は数える程しかありません。

その有効手法のひとつにPDCAサイクルというものがあります。

  • Plan
  • Do
  • Check
  • Action

 このサイクルは上の4つの手順から成り立っており、これは私たちの人生において

  • 計画を建て
  • 実際にやってみて、
  • どうだったか振り返り、
  • 改善計画を建てた上で再度実行する

ということを表しています。

いわゆるトライ&エラーのことを、ビジネス書っぽくするために、小難しくPDCAと言い換えたものです(笑)。

ただ、これらの手順はしっかり要点を理解した上で行えば、瞬く間に成功のサイクルを作り出すことに繋がります。

 

PDCAにかけるウエイト

計画する前にちょっとだけ体験し、代案含めDoまで決めておく

計画倒れは、実践内容の全体像が体感できてないから起こるため、結構な頻度で

  • 想定より大変だから挫折した

ということが起こります。

また、スケジュールは根詰め過ぎず、スカスカ程度を目指すことで、万一不測の事態で運びが悪くなっても余裕を持たせられるようにしましょう。

数割できりゃ良いというマインドでバッファを儲けることが大切です。

上手くいかなかったらハイ終了ではありませんから、もし上手くいかなかった時のための代案として、次のDoまで考慮した計画を作ることも重要です。

 

終わりに

軽くやってみることが、思いてやらざることへの対策になり、PDCAを意識することで、行動してそのままおしまいとなることを防ぐことに繋がります。

エアプは好き勝手言えて気持ちいいは気持ちいいでしょうが、人生レベルで1番いいのは、自分にとってつぶしが効くことをひとつでも多く体験することだと思います。

軽くでもそれを経験しておくことで、いざ本格的に何かを始める時の、検討指標として機能しますから、やるだけ損はありません。

ぜひ多くのことにかるーく着手して、つぶしの感覚を掴んで欲しいと思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

直近60年の人間心理の歴史から紐解く、心理学の発展と人類の衰退

前書き

 世の中には、心理学を使ったいわゆる

  • 相手を動かすテクニック

が沢山存在しています。

 それは一昔前であれば

  • 厳しい言葉をかけて叱咤激励し、他者を鼓舞すること

としてつかわれたり、現代では、

  • 相手がまるで自ずから行動を起こしたかのように錯覚するくらい、それとなく心理誘導して、自分の望む結果を得るテクニック

として使われたり、その変遷はこの数十年で激しく、そして陰湿になったように思います。

 今回は、人を動かす心理学という超強力なプロパガンダが、何を源流としていて、これから先どのように発展していくだろうかということを考察していきます。

 

目次

 

言うことを聞かせる心理学とは

 暴力、圧力、脅迫など、物理的にも精神的にも相手を圧迫し、相手の立ち位置を強制的に変えさせる心理学が、平成後期(H20年以降)からの社会問題となっています。

 スマホの台頭によって、誰でも暴力や暴言の現場を押さえることが容易になり、簡単に告発できる世の中になったのも要因です。

 それでもなお、このような心理学が平然と使われているのでしょうか?

 ひとつは、説得より圧力の方が簡単に人が動くからです。

 例えば陰湿な例だと、

  • 養う家族がいる手前、嫌な仕事でも断ることが難しいことを悪用して、上司が部下に仕事を押し付ける

というようなものです。

 このように、酷いと悪質なパワハラと言われるものもありますが、普段はもっと分かりにくい形で世の中に蔓延しています。

 このテーマを機に

  • 人が他人を動かそうとする時、どのような心理学を使ってきたか

その変遷を今一度整理してみましょう。

 

私たちの心理学の変遷

"社会進化論" と "フロイト"

 皆さんは

という単語をご存知でしょうか?

 現代では間違った論理であるとし、日本では死語になりましたが、残念なことに、その思想は日本社会に根強く蔓延ってしまいました。

 これはなんなのかというと、まずダーウィンの発表した進化論が「自然淘汰の積み重ねにより、自然界で生き残れる遺伝的形質を持った個体のみが生存し、現代まで優秀な遺伝子が紡がれてきた」という理論であることを応用したものです。

 つまり進化論を人間社会の縮図に適用した考え方を指します。

 人間にもまた社会適合という観点で優劣があり、優秀な人間だけが後世に歴史や遺伝子を紡いでいくことにより、社会は発達していくのだという理屈が、社会進化論の基本的な考え方となっています。(『残酷な世界で生き残るたった一つの方法』, 橘玲, 2015)

 

 また、別な方面で人間の心理を紐解く研究をしていた精神医学の研究者にフロイトがいます。

 彼は患者に無意識に浮かび上がる言葉を声に出させる自由連想法による精神障害治療を行う手法を発表し、世界的に有名な心理学者になりました。

 ESとかエゴ、超自我などのワードを何となく聞いたことがある方も多いかと思います。

 高校の倫理学の授業でも、今は無きセンター試験でも普通に出てくる分野なので、一般教養として覚えておいて損はありません。

 ただし、フロイト精神分析における価値観には

「外向的な気質であることが正常な精神状態であり、内向的になるのは心理的疾患によるものだ」

という考えが根底にありました。

 フロイトは、精神病が内から来る反社会的な欲求をもとに湧き上がる不安や強迫観などのネガティブな妄想から来ていると考えていました。(詳しくは高校の倫政の参考書をお求め下さい)

 当時は

  • 内向的だからネガティブになりやすい
  • ネガティブに考えるうち内向的になる

というのがどちらが正しいのかは大した問題ではなく、

  • ネガティブな精神状態が続くなら、それに関連する気質はすべからく悪なのだから、何とかして治療しよう

という価値観があったことも要因でしょう。

 しかし、現代の精神医学では、内向的か外向的かは単純な心理特性でしかないという研究がメジャーになってきています。

(『内向型を強みにする ーおとなしい人が活躍するためのガイドー』, マーティ・O・レイニー &務台夏子  ,2013年 , パンローリング株式会社 )

 そのため、心理学会でもフロイトの心理学は間違いだったのではないかという考えを持つ人が多くなったそうです。

 

 そもそも、内向的な人は世界人口の25%しかいない、ただでさえ少数派な存在なのに、陰キャとか言われるわけですから、

  • 無口で陰キャなあの人は、周りと違ってなんか精神的におかしいんじゃない?

と言われるのは、多数派社会な当時から当たり前のことだったかもしれません。

 

 というわけで、ここまで、

を取り上げました。

 現代の自己啓発や、人を動かす心理学は、戦前のこのふたつの間違った理屈をベースに作られたと言って、8割がた間違いありません。

 以降の章では、その弊害がどのようにして現れていったか考察していきたいと思います。

 

西部開拓時代(米国開拓時代)

 西部開拓時代、ヨーロッパ諸国の白人がアメリカに移民として続々入ってくる中で、先住民だった黒人達は、奴隷として扱われるようになったのは世界史的に有名な話です。

 ここで、先程の社会進化論が発揮されることになります。

  • 優秀で文化的な生活を送るヨーロッパ諸国出身の白人が、未だに非文化的な農耕生活を送るアメリカ先住民を従え、正しく文化的な方向に導くことは、アメリカ社会にとってより良い事だ。

という、社会進化論からくる人種優劣説が始まったのです。

 これが現代で言われる、人種差別の原点と言われています。

 社会進化論に基づく人種優劣説は当時の西部開拓時代の権力者には広く好評でした。

 白人である、ただそれだけで自分の優位性を無条件で示せるし、黒人である、ただそれだけでレッテルを貼ることができたからです。

 そうやって白人は黒人を奴隷とする理屈を作り上げたとされています。

 

 現代では、この社会進化論の考え方だけが消え去り、単純に

  • 白人は優秀
  • 有色人種は無能

というラベリングだけが残りました。

 多分もう、現代社会では、テレビもメディアも、差別する側もされる側も、なぜそんなラベリングがされるようになったのか、よく分かってない人が大多数になっているのではないか?

というのが館長の考察ですが、歴史を正確に紐解くにはまだ時間が必要です。

 

『思考は現実化する』の裏側にあった差別主義者の思惑

 アメリカの鉄鋼王と言えば、

ですね。

 カーネギーは、ナポレオン・ヒル

  • ある書籍

の執筆を依頼しました。

 世界初の成功哲学でお馴染みの『思考は現実化する』(原著:『Think Grow and Rich』)です。

 『思考は現実化する』の中で、ナポレオン・ヒルカーネギーの鉄鋼王と呼ばれるまでの道のりを記すと共に、その考え方を掲載しました。

「そぉれがどうしーた?ぼくド〇えもん」となった人も多分居ないと思いますが(笑)

 何が問題だったかというと、カーネギーは、その思想に社会進化論を掲げていたということです。(これは当時の本人へのインタビューや書籍に証言がある、有名な話)

 なので、『思考は現実化する』というあの超有名な成功哲学本は、後世に社会進化論という差別主義を残す要因となっているトンデモ本である可能性が浮上してくるのです。

 今となっては当事者が生きていないので真偽が分かりません。

 しかし少なくとも現代版の『思考は現実化する』に社会進化論の要素が入っているならば、差別が無くならない一因はここから来ていると指摘を受けるのも時間の問題でしょう。

 

 

暴力から脅迫へ

戦時中重要視された大衆扇動

 大衆扇動というと仰々しいですが、一言でいえば、

「より多くの人が反応する言い回し」

ということです。

 元はイギリス発祥の扇動師(メンタリスト)が使うテクニックだったとメンタリストDaiGoが自身の動画で紹介していましたが、勘の鋭い方はお分かりだと思います。

 そうです。大衆扇動という単語自体も、より多くの人が「なんだなんだ?」と惹き付けられるパワーワードになっています。

  • 「人を動かす」

ということに何ら変わりがないのに、

  • 「大衆扇動」

と言い換えるだけで多くの人に対して訴求できる「言葉の持つニュアンスの強弱」を上手く使って人身掌握するのが、いわゆる大衆扇動の技術のひとつです。

 この技術を行使した時代こそが、かの第二次世界大戦時です。

 某独裁者や某国政府が人民の行動を都合のいい方向へ誘導した事例が、最も残っているのがこの時代です。

 裏を返すと、大量の人間を間違った方向に誘導した心理学とも言え、ダークヒーローよろしく、このテクニックを正義のために使うのは少々の工夫では容易ではないでしょう。

 炎上なんてものはその最たる例で、全くためにならない使われ方の代表例です。

 

 ちなみに、メンタリストDaiGo氏が定義するメンタリズムにも大衆扇動の流脈がありますが、氏曰く

「某独裁者が使った洗脳の技術は確かに悪いメンタリズムと言えるが、人の役に立ちたいと願って使う良いメンタリズムもある」

ということらしく、要はスターウォーズのフォースみたいに、使い手の感情によってよく使われたり、悪用されたりする、幅のあるものというのが、一般解釈のようです。

 

脅迫から強制へ

戦後盛んになった2つのビジネス心理学
人を操る心理学VS人から操られないようにする心理学

 資本主義社会が世の中に浸透し、お金で大体のことは解決できるようになると、お金のためなら何でもするという考えの持ち主も現れるようになりました。

 人を働かせ報酬のほとんどは自分がいただく、資本主義のやり口の特徴上、如何にして人を操るかが焦点となりました。

 この前提に基づいて作られた数々の人を動かす心理学、人間心理研究の論文が、現在の「自分ファースト社会」を作り上げました。

 逆に自分ファーストな存在から身を守るための言い返し方、倍返しの仕方、護身の心理学も開発されました。

  • 誰でも動かす魔法の矛
  • 誰からの強制も受けない盾

ふたつの相対する心理学が世の中に蔓延したことから、人間関係は心理戦というの醜い応酬に変化するところとなりました。

 

 昭和史から続く悪しき恋愛関係の雑誌ではとりわけ、如何に彼氏・彼女を意のままにするかが取り上げられ、

  • ファション雑誌
  • コスメ用品
  • 美容業界

仕舞いにはデートコースにまで、自分を優位にするための心理学が蔓延ることになったのは、みなさんもひしひしと感じているはずです。

  • 恋愛心理学と称したヤリチン正当化テク

が公然と広まり、男女の人間関係も、

  • ヤルかヤラレるかの心理戦

という形で戦いの火蓋が切られたのです。

 今や結婚より恋愛、恋愛よりセックスが大事だと、まるで常識を語るような口調で言う人も多くなりましたね。

 恋愛もセックスもファッション化し、恋愛や結婚における無上の愛は、脆くも綺麗事として扱われることとなりました。

 

希望を生まない心理学のたった一つの共通点

 ここまでの心理学は全ては刺激反応理論(SRT: stimulus response theory)というジャンルに分類されます。

 相手の反応の規則性に素早く合わせ、3手詰み5手詰みの如く相手を嵌めていくものです。

 暴力や暴言によって人の本能的な従属心を刺激し、反抗できないようにするというのが一般的な使われ方のようです。

 現代での洗脳心理学にもSRT心理学を悪用した例があり、

  1. ターゲットに、自分たちへの興味関心を抱かせる
  2. 生涯年収・年金・自己実現に必要な資金などの話をして、将来への不安感を煽る
  3. 当たり前のことを力強く言うことで、お前の心は読めていると洗脳相手に認識させる(プッシュステートメント
  4. 世に広まっていない、お金や経済の知識を与えて、正しいことを教えてくれる人と洗脳相手に認識させる
  5. この人に付き従うことで、自分は望むものを手に入れられると錯覚させる

 このステップで相手の心を掌握し、ターゲットを奴隷のように扱うという共通点があります。

 

言うことを聞かせる心理学

 暴力、強い言葉・脅迫など、物理的にも精神的にも圧力をかけて、相手の立ち位置を強制的に変えさせる心理学が、現代の社会問題となっています。

 では、逆にひと昔前までは、このような心理学が平然と使われているのに、なぜ許されていたのでしょうか?

 ひとつは、圧力をかけるより簡単に人を動かす技術が使われるようになったからでしょう。

 

強制から誘導へ

理解させ行動を促す心理学の台頭

 コーチングに代表される人を動かす技術は、相手に理解を促し、行動を動機付けることで、自分の望む結果を引き出すことを目的にしています。

など、相手を自発的に行動させるためのノウハウが盛んになり、それを題材にしたセミナーも開かれるようになりました。

 

誘導から洗脳へ

恋愛心理学から勃発した、雌雄冷戦

 人を恋に落とし、自分の意のままに恋人を作り、結婚相手にふさわしいか冷酷に選別していく。

 ビジネス心理の発展系として誕生した恋愛心理学は、愛情を感じない冷たい心のまま、人との暖かな関わりを作り出すという矛盾を作り出しました。

 男女の色恋を利用して金儲けする人間が

恋愛心理学の本来あるべき姿:すなわち男女の睦まじい関係性

それとは程遠いものを生み出しました。

  1. 恋愛心理を突かれ、知らぬ間にヤリチンの虜になり食い尽くされる女
  2. それを見て自分も騙したくなる後発のヤリチン勢
  3. 逆に恋愛心理を使う女は、港区女子と称され
  4. 男女の関係はまさしく騙し合い合戦

 これで少子化が解消できるなら今すぐ止めてみろよと言いたい。

 まあ土台無理ですかね(笑)。

 

どこまで行っても人を動かすことは変わらない

 コーチングや教え諭すことを

  • 争うことも傷つけることも無く人を動かす技術

と言えば聞こえはいいです。

 しかし、使う人間の根底にある心理に

  • 相手に行動してもらいたい
  • 相手に変わってもらいたい

という、人を動かす前提がある限り、それに絡む問題が解決することはありません。

 

 相手を心理誘導することによって、自分の思う結果を引き出すという点では、人から愛情を受けることも技術としては可能です。

 ですが、心理誘導で愛情をかけてもらうよう仕向けたとしても、その結果、深い愛情を感じることが出来ますか(出来ましたか)?

 普通は感じられないはずでず。

 なぜなら、相手が自発的にあなたを愛した時に受ける印象とはまるで別物だからです。

 

 この世には誰の愛情も受けられず、金さえあれば人からたくさん愛されると思っている数多の経営者、投資家がいます

 彼らがいつまで経っても、誰からも愛されず後ろ指指されるのは、人を動かすことの何たるかを履き違えていることから来ていることをよく覚えておきましょう。

 

 

心理学のパラダイムシフト

あえて力を使わないという選択

力を行使するのは弱さの裏返し

 私たちの周りの様々な心理学は、私たちが自分都合の結果を引き出すために作り出したものです。

 小手先の大衆扇動で得た信頼関係にはいつか終わりが来ます。

 令和のダイバーシティ社会の実現のためには、相手に変わってもらうのでは無く、自分が寄り添うしかありません。

 そのためには、あえて心理学は使わないという、勇気ある選択が必要なのではないでしょうか。

「己がひ弱さ故、力を欲す」

 かつて君子と呼ばれた人達は、ことをなすには武力ではなく知性が重要だと説きました。

 現代に意訳するなら、

「相手をコントロールすることに力を注ぐよりも、自分の品性を磨くことが1番大事」

ということなのかもしれません。

 品性が人望となり、人望が数の力となる。

 この力強い結び付きが、ただでさえ薄っぺらいネット社会では、とりわけ重要なのではないでしょうか?

 

おわりに

 今回はこんな感じですが、いかがでしたか?

 心理学の歴史は必ずしも精神科医が作り出したものでは無いし、精神科医ですら間違った知識を世に広めてしまうこともあります。

 とりわけ人を動かすという、主従関係と紙一重な行為は、時として乱暴な理屈が絡んでくることもあります。

 私たちは、できる限りちゃんとした知識を得て、自分は間違っていないと信念を持てる状態にしておくことが求められているように思います。

 ある意味それが自信にも繋がってくるし、自信からくるモテ要素にもなってくるのだと思いますので(笑)、注意して生きていきたいところです。

 

それではまた次回の投稿でお会いしましょう。

(「・ω・)「ホイ

 

 

失敗しない生き方が出来る=最強

前書き

ちょっとしたケーススタディをしてみましょう

  • あなたは健診の結果、内蔵に陰があることがわかりました。
  • 精密検査の結果、ガンが複数箇所にあり、いつ転移してもおかしくない状況を知らされます。
  • 輪をかけて酷いのは、治療が困難な位置にあり、外科手術も困難だということ。
  • ちなみに宣告された余命は3ヶ月です。

この状況で生き延びるために、あなたはどんな選択をしますか?

というのが今回の設問です。

今回はこの前書きがとても大切になるので、しっかり考えてから本文を読んでみてください。

 

目次

 

何事も成功率を高めた上で

医療の現場の極限状態を例にとり、読者の皆様には考えていただいたと思います。

ちなみに、難しすぎて考えられない人のために参考として、以下の条件をつけます。

  • トンデモチートが発現しました。情報を集め決断を下すまで、病気の進行を完全に止めておくことができます。そのため、生き残る確率を上げるための調査にどれだけ時間をかけても、その間は死にません。(ただし、決断しないまま放置すると、「決断しないことに決めた」と見なされ、病気の進行を抑えられなくなります)

 

成功率を上げきったうえで飛び込む行為を、挑戦という

無謀なチャレンジしませんでしたか?

「後ろの扉を閉めてこそ、人は前向きに挑戦できる」

そう思っていると、何が危ないか。

  • 失敗リスクに気づいても引き返せない。
  • 背水の陣で負けたら、死ぬしかない。

前書きの例で言えば、医療知識のない家族が必死に有効な治療法を探し、オカルティックなものから学術的に間違いない解決法まで、ピンからキリまで調べてきました。

ものによっては実施例が少なく、施術できる医師もいるんだかいないんだかという状態です。

ただ、その手法によって治癒した明確な記録がありました。

この時、家族が頑張って見つけてきた可能性だからと、それに頼りますか?

家族批判する気は無いですが、ここで言いたいのは、

「もうちょっと頑張って調べたら、成功率上がる方法がわかるんじゃない?」

ということ。

私も含め多くの人が、これなら上手くいく!という手法を見つけると、リスクの最小化を待たずにそれを実施してしまう傾向があります。

実際それで上手くいくならいいのですが、大抵そういう見切り発車は後で泣き目を見る結末を辿りがちです。

 

「挑戦した結果上手くいった事例」の裏にある真実

私たちがメディアでよく見聞きすることに、

  • 「失敗を恐れずやる」

とか

  • 「何でも挑戦してみる」

ということがあります。

まあ、実際それで成功している人の意見なので事実なのですが、忘れてはいけないのが、

  • 「過去たくさんの人が挑戦し、散っていった」

ということ。

これもまた紛うことなき事実です。

しかし、そんな話を聞く機会の方が少ないですね。

何故でしょうか。

歴史を見ればその答えはよく分かります。

というのも、

「挑戦のうえ散り、死んだか何かして、挑戦したという事実そのものが残らなかったから」

というのが世の中の隠された真実です。

「やっぱやめとけば良かった」

と聞くことがあれば参考になりますが、失敗して死人になった人からそんなこと聞けないですよね。

実際、何かに挑戦している人はごまんといました。

ただ、成功者しか歴史上の表舞台で語る機会に恵まれないし、発言が表に出てこないので、

「成功の秘訣は挑戦したことだった」

と言ったとしても、失敗した人からの意見が聞けないので、挑戦したから成功したという論理が完全ではないことに気が付かず、大衆のミスリードに繋がってしまうのです。

これを上手く使って大衆扇動している代表格が、いわゆる自己啓発系のコンテンツですね。

「成功は挑戦から始まる。そして踏み出した者だけが成功者となる」

というのが彼らの主張ですが、事実の一部をハイドしているいい例なのがお分かり頂けると思います。

医療の現場なら、失敗=死ですから、なおのこと無責任なことは言えません。

 

失敗しないレベルまで対策すれば、あとはだいたい上手くいく

あなたが一世一代の決断をすることになった時

  • 成功率を100パーセントまで引き上げられる

としたらあなたはどうしますか。

逆に言うと、絶対に失敗しません。

不治の病に思える病気でも、治癒の可能性を高めることだけは、唯一、私たち一般ピーポーでも出来ます。

取れる選択肢の中から、これなら失敗の可能性が少ないだろう!といえるものを見つけ出し、最後の数パーセントは天に運命を委ねる。

そこまでしないと極論、大抵の事は途中で頓挫してしまうのです。

 

終わりに

ちゃんと対策しましょう!

というのが今回のまとめになるのですが、おわかりいただけましたか?

チャレンジしたから成功した。

その言葉はチャレンジして死ななかった人が発した言葉でしかないことで、チャレンジした人全員が成功者になったということではないことを胸に刻み、極力リスクを最小化して物事に取り組んでいきましょう。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

(・ω・)ノシ

無能な上級国民から教訓を得る、リバウンドコロナショックを防ぐために全国的に行うべきこととは?

前書き

ついに新型コロナウイルス感染者が全国的に減少傾向に向かってきました。

それに伴い政府は、感染者0人を達成し続けている都道府県から順に緊急事態宣言の解除を行うことを発表しました。

が、ニュースでもよく取り上げられるとおり、自粛を促す意図で続けていた緊急事態宣言を解除すれば、また新たなクラスターが発生する可能性が高くなります。

いわゆるリバウンドコロナショックが起これば当然、自粛要請をし直す必要が出て、元の木阿弥です。

今回は、リバウンドコロナショックを防ぐために必要なことを中心に考えていきます。

なお、新型コロナウイルスの動向については、厚生労働省HPをご確認ください。

 

目次

 

都道府県で足並み揃わない項目

  • 緊急事態宣言解除時期の見通し
  • 教育格差是正
  • 9月入学制導入?

 

地方では実行不可能な、大阪モデル

地方も生活上、絶対に家から出る必要がある人が多いのが実情です。

スマホの位置情報で自粛率を測り、異常値が出れば規制も検討するにしても、言いたいことは、

「大阪ちゃうねん。家1人しかおらんし、世帯の代表1人が出たら留守やぞ自分。」

という世帯がどれほど多いか理解していますか?ということ。

もちろん大阪モデルを全国に適用しますとは誰も言ってませんが、そうなっても実行は不可能でしょう。

 

緊急事態宣言解除の反動

  • 恐らく解除した地域に人が流入する。
  • 都道府県別に解除するなら、隣県同士はより一層隔離し合わないとオーバーシュートする。
  • 「あ、もう大丈夫なんだ!」という誤解が新たなクラスターを作る。
  • 家族連れが続々感染する可能性は高い。(日頃からニュース無視して子供連れ回す親達ですから、、、)

 

示される方針に対し、行き届かない周知・・・

私たちの生活はコロナウイルスで一変しましたが、それに対して新しい生活様式の提言や、経済措置がなされました。

しかし、現在までにどのような措置・提言がされたか皆さんは説明できるでしょうか?

ちなみに少し前に政府から発表された感染症予防のための10の行動、覚えていますか?

本当は、この予防法を始め、経済支援等の措置内容について、TVやインターネットでの発信だけでなく、各世帯に書面での通知を行う必要がありました。

なぜなら、新型コロナウイルスの話になれば

  • TVでは水掛け論ばかり報道され
  • ネット・SNSはフォローしていないと情報が手に入らない

という、メディア機能不全を疑わざるを得ない実態があるからです。

本気で全国的に感染拡大を防ぎたければ、

  1. A4の紙に予防法や、給付金などの関連情報を記し
  2. 紙面を各世帯に無料配布し、
  3. 各家庭ですぐに閲覧できる状態を作る

というスリーステップを踏むべきです。

でもメディアは我関せずで、自分たちだけ感染防止のためにテレワークしている始末。

そして政府も協議が遅すぎて、各行政への指示が亀レス状態です。

これで緊急事態宣言を解除したらどうなるか。

安全地帯に居すぎて、想像力が低下した「おじいちゃん脳」の方々に、自分たちの生命を預ける選択は今すぐ捨てましょう。

明日コロナが発病して死ぬかもしれないのは私たち一般ピーポーなんですから…。

恋愛商材はダークサイド片道列車!?真のサムライ男子が身につけるべき本当の恋愛マインドセットとは?

前書き

単刀直入に書くと、どんなに優秀な恋愛商材でも、書いている中身は、実践者をダークサイド(ダークトライアド)におとしめます。

なぜなら、ほぼ全ての恋愛商材に共通するマインドセット

  • 自信を持て!
  • クヨクヨするな!
  • 持ってるものを全て活用しろ!

というものがあるからです。

私のブログを読む機会のある奇特な方はもしかしたら

「おやおや?もしかしてあの商材かな?」

と感ずいてるかもしれませんね?

今回は、

  • なぜ恋愛商材はダークトライアドを生み出してしまうのか
  • 今世紀の日本男児が身につけるべき本当の恋愛価値観とは何か

について書いていきます。

 

目次

 

ウルフ脳とポリス脳

人間の脳の構造は大きく大脳・小脳・脳幹の3つで構成されていることは、中学校の理科の授業で履修済みかと思います。(´・ω・`)

では、ウルフ脳とポリス脳は何かというと、それはここで言う、大脳のことを指します。

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ウルフ脳とポリス脳

大脳も大きくは2つの領域に分けることができ、それぞれ

と言います。

ウルフ脳とは、そのうち大脳辺縁系のことを指し、私たちの本能的な行動、いわゆる三大欲求などを司っています。

対してポリス脳は大脳新皮質を指し、人が理性的にものを考える時に働きます。

思考の大部分を司る前頭葉大脳新皮質の領域に入っており、大脳新皮質は私たちの大事な決断をするためには欠かせない部分なのです。 

 

出会いを求めるウルフ脳

ウルフ脳は、本能を司っている領域のメタファーですが、この

  • ウルフ

は基本的に感情の生き物です。

腹が減ったらQutta食ってくったー

したくなるのも、溜まったら発散したくなるのも、このウルフの気持ちによるものです。

 

ルール大好きポリス脳

ポリス脳は、世の中のルールや法則性を理解し、さらにそれを活用して問題解決に応用しようとする、脳のインテリ領域のメタファーです。

なので、基本的にこのポリスのパワーが強いと、頭の良い人とか、インテリとか言われるようになります。

また、大脳新皮質は自制心を司る領域でもあるため、ポリスらしい強い自制心は、本能のまま好き勝手しないようにウルフを押さえつけています。

 

異性へのアプローチ役ウルフVS法律モラル守りたいポリス

世の中のモテ男モテ子は何なのさ、という質問に一言で答えると、

「ウルフ脳優位型」

と言えます。

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ウルフ脳優位型

1000人切りは朝飯前的なヤリチン男子に代表される彼らは

  • 自分の気の向くままに楽しいと思うことをやり
  • 気に入った異性を手玉に取りたくなる

そういった脳の構造をしているのです。 

よくいえば感情有意型とも表現できますが、悪くいえばパッパラパーです(笑)。

後の事とかは基本スルーでOKな人たちなのは、日頃よく見かける光景でよく分かりますね。

(ちなみにこういう人ほどコロナにかかります)

逆にポリスは、法律やモラルに反応しやすく、異性とのコミュニケーションが苦手です。

よく居ますよね、あの人は本当に頭いいんだけど色気がないって言われる人。

それは、このポリスが働きすぎなのが原因です。

ここでは、「ポリス脳優位型」と呼びましょう。

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ポリス脳優位型

 

恋愛商材の罠

1.ウルフ脳強化型商材

2.アンチポリス型商材

で、恋愛商材に一度話を戻すと、人が恋愛したくなるためには、このウルフ脳が大切になります。

そして、その方法はざっくり分けてふたつです。

それは、

  • 本能を刺激して恋愛マインドセットを呼び起こす「ウルフ脳強化型」
  • ポリスを抑制して、擬似的にチャラ男と同じメンタル状態を作る「アンチポリス型」

となります。

ただ、このふたつには決定的な問題点があり、使いすぎると法治国家では普通に裁かれます。

どういうことかというと、芸能人の不倫問題に代表されるように、

「理知的にものを考えられれば防げた不倫なのに、ノウハウで自制心が低下してしまうから、過ちをおかしてしまう」

そういう問題が、軽視されているからです。

これを防ぐためにはどうすれば良いか考える時、以下の2つの質問に答えるのが効果的です。

 

質問1:モラリティーを無視してまで恋愛したいですか?

1000人切り系恋愛マスターの中には、

  • 浮気や不倫を助長するかのような文言
  • いわゆる行為シーン撮影を推奨する表現

を使う人が多いことを、私たちは結構失念しがちです。

なぜ忘れがちかというと、こういった恋愛マスターの巧みな表現によって、私たちはウルフ脳を刺激されているからです。

ポリス脳が頑張って抵抗しても、えちい画像とか引き合いに出されて

  • 「毎日こんなふうにしたくないですか?」

とか言われると、本能が刺激されてしまうので、正常な考えがしにくくなってしまうのです。

「浮気だろうと何だろうと所詮は自由恋愛の形」

と言ってしまえば、身も蓋もないですが、しかし、恋人や配偶者がいる前提で、恋愛商材や恋愛ノウハウを使ってまで他の異性と体を重ねたいですか?

恋愛商材に同封のダークサイド片道ツアーにホイホイされれば、あなたは良くても、あなたは誰も幸せに出来なくなります。

そのことは覚えておいてください。

 

質問2:チャラ男を演じて女性を落としても、後が辛くないですか?

世の中の恋愛商材は、十中八九次のような文言が出てきます。

「女に困らない生活を送りたくないですか?」

これは、健全なポリス脳で考えれば結構な女性蔑視なのが分かりますよね?

((((((((( つ* ∀ * )つアピャー

それでも多くの男は、『ハーレム物語』を夢見てせっせと恋愛商材を学びます。

それで?

女性蔑視ノウハウを駆使して、落とした女性と長期的に関係が作れましたか?

答えは、無理です。

というか心理学的に不可能なんです。

もしできたよー!という方がいたら教えてください。

1から10までインチキやったことを証明してみせますから。

こんな奇特なブログをお読みのあなたは、少なからずポリス脳がしっかり働いているタイプの人だと仮定しますが、その上で先程の質問です。

  • チャラ男
  • ギャル男

という、おそらくあなたの柄ではないキャラクターを演じ、恋愛に使うとどうなるか、お分かりでしょうか?

恋愛は一種の人間関係です。

なので、キャラ変したままで異性と関わり続けるというのは、自分の本心を隠したまま人間関係を維持するということにほかなりません。

いずれ疲れてしまい、ふとした瞬間に本当の自分をさらけ出すことになります。

多くはここで

「イメージと違ったせいで振られる」

とか

「飽きられる」

という結末を迎えます。

万が一、なぜか化学反応が起きて、より親密になったなんて話もゼロではありませんが、期待しているほど確率は高くないので、キャラを演じ続けてもネガティブな終わりを迎える羽目になります。

それでもチャラ男ノウハウに従い、自分のキャラをねじ曲げてまで恋人が欲しいですか?

 

提言:ポリス脳で恋愛頑張ることも出来るはず!

ポリス脳活用の恋愛術

恋愛も人間関係の“いろは”のひとつ。

ある程度決まった心理学的ファクターがあるものです。

であれば原理や法則が得意なポリス脳が活躍する余地は十分にあります。

  • 「Youやっちゃいなよー」的DJポリスなノリ

かますのも、ポリス脳のお仕事にしてしまいましょう。

私たちは幸いにも「予期する」という能力が発達したおかげで、

  • やって良いこと
  • やったら悪いこと

は事前に考えておくことができます。

ユーモアの知識をふんだんに取り入れ、ポリス脳を活用し相手別、状況別のTPOを素早く判別し恋愛ノウハウを繰り出す

ぐらいは、私たち一般ピーポーでも普通にできるんです。

(*^ω^*)

だから、変にパッパラパーと同類になって、後で後悔するような行為をする必要はないのです。

私たちはポリス脳を理知的に働かせて、ウルフをおすわりさせている間に、ウルフの元に異性を連れてくる方法を取れば良いのです。

 

現世式アフィリエイトコーナー

ここまではポリス脳、すなわち大脳新皮質の理知的な働きを、恋愛に活用しましょう、という話をしました。

では、具体的に何をどうすれば良いのか、そのノウハウが分からないと行動に結びつかないと思います。

現世の館独自で調べた結果、本テーマの考えに近い恋愛商材を見つけましたのでご紹介します。

 

ブーストコミュニケーション

平成のヤリチンブルースこと、Sai氏が、自身のコミュニケーションにおける経験則を体系化し、教科書にした商材です。

主に何度も関わる相手に、

  • また会話したい
  • また会いたい

と思われるためには、どのような会話の持っていき方をすべきなのかが記載されています。

相手が同性でも異性でも、長期的な関係を築く上で有効な会話の段組、細かい切り返しなどのコミュニケーションスキルが解説されているため、

  • 会話下手で悩む
  • 新しい友達・彼女とすぐ薄っぺらな会話になる

といった方には特におすすめできます。

1番の利点は、会話に重きを置く点です。

ボディタッチなどの接触行為を一切行わないという、直接会話のノウハウにしては珍しいタイプの商材です。

なので、相手に不用意にボディタッチしたせいで、セクハラで訴えられたり、最悪本物のポリスにお世話になる危険はだいぶ減らすことが出来るといえます。

ちなみに私、館長もこのノウハウ多用しておりまして、記事を書くうえでもそのエッセンスを随所に活用させていただいています。

(っ´ω`c)

是非、ブーストコミュニケーションのスキルを活用し、一緒に良質コミュニケーションの道に踏み出してみましょう!

(紹介した手前ですが、館長と約束して欲しいことがあります。Sai氏のノウハウ教材は、これ以外は絶対に買わないでください。ここでは多くを語れませんが、Sai氏は深入りすると絶対に後悔する相手なので、ブーストコミュニケーションだけをかすめとって、あとは何事も無かったように日常生活を送ってください。性的ナルシストにはくれぐれも深入りしないように!)

 

終わりに

リスクヘッジしたくなった時は?

恋愛ポートフォリオ脆弱性

世の中の男たちは彼女がいてもついつい、別な女に惹かれてしまいます。

時に陽キャほど、彼女がいて飲み友がいてセフレまでもいて、入れ食いになっている場合が多いです。

恋愛をポートフォリオみたいに捉え、何があっても安心みたいな心理に持っていきたい気持ちが男にはあるのです。

が、残念ながら、そのポートフォリオは作った瞬間から急速にボロボロになります。

なぜかと言うと、そのポートフォリオを作る男自身が、ダークトライアド傾向の上昇によって既存の人間関係を壊してしまうからです。

ダークトライアドがどれほど危険かは過去記事を参照してもらえれば一発で分かりますが、自分さえ気持ちよければいい、というマインドで人間関係を作っても、その人間関係は直ぐに破綻してしまうのは言うまでもありません。

故に、自分本位な恋愛ポートフォリオは自分も他人もズタズタにする自殺行為であることを押さえておきましょう。

それでも「俺はハーレム作りたいんやー」という奇特な方はお好きになさって結構ですが自己責任でどうぞ(笑)

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

自粛警察のパーソナリティから考察する、ヤバいやつとの距離のとり方

今日までのコロナ月表

2019年12月

中国の武漢で謎のウイルスが発生

2020

1月

ダイヤモンドプリンセス号における武漢由来のウイルス感染が報道される
謎の風邪症状が国内(首都圏)で流行り出す。

2月

新型コロナウイルスに正式名称が付く。

3月

ヨーロッパからの国内へのコロナ流入が確認される

4月上旬

志村けん氏、コロナによって亡くなる。

中旬

1日の感染者が過去最多を記録する。
緊急事態宣言の全国一律発令。

下旬

自粛警察の出現が報道される(多分出現はもっと前から)

5月

上旬

対新コロワクチンの認証が始まる。
だんだんと自粛によって新規感染者数が減少傾向に転じる。
新型コロナウイルス用の薬の承認が下りる←今ココ(5月7日追記)

 

コロナ月表を振り返り思うこと

私が知っている範囲でも、月表にするとわかりますが、世の中の認知が、「コロナってヤバい」に本格的に転じてから、自粛警察が動き出したように思います。

カバートアグレッションと呼ばれる、いい人の仮面をかぶり、他人を攻撃するパーソナリティを持つ人が自粛警察になりやすいと考えられます。

いわゆるネット上でデマを振りまき散らす人や、炎上を引き起こす人に特有の行動が、リアル社会で行われていると考えてよいでしょう。

犯罪ではないが、人を傷つける言動を、意図的にしかもこっそり行う、みみっちい連中ですから基本的には、自粛警察は取り締まるべきです。

取り締まるべきなのに加え、できれば関わらないようにするべきですが、いつ攻撃対象にされてしまうかわかりませんね。

そのような自粛警察から自分や大事な人を守るための行動を考えていき、適用範囲をヤバイ奴全般に拡大して、そのようなパーソナリティの人物を避けるための方法を考えなければいけませんね...

 

終わりに(追記分)

これがのちの

に繋がるとは、誰が予想できただろうか?

法整備が追いつかない以上、自粛警察も、感染者叩きもIT社会上での誹謗中傷でも、市民論のように

  • 万人の万人に対する闘争

この状態であることは明白です。

便利な世の中になったからこそ、自然状態故に放置された、人が他人に向かって好き勝手言動することを正しく取り締まらなければ行けません。

もう既にIT社会は、放置された集落のように雑草が生い茂って、野生動物がのさばっているのと同じなのです。

緊急事態宣言発令に伴い、何を守ることが最善か復習する。

サクッと前書き

経済の話をされても、、、

ベーシックインカムの先駆けとして減給中小企業への給付金制度について、話が上がりましたね。

ただ、それだけで対応出来る対象には限りがあるのと、そもそも論、大きな政府になってしまったが故に、市井が困窮しているのですから、国が普段から格差是正に向けてお金を使う努力をしていればこんなことをしなくても良かったことは、考えてみると誰でも思いつくレベルです。

 

目次

 

今日までに起こった事実

放射能には敏感なのにウイルスには鈍感な日本人

2011.3.11に東日本大震災とそれに伴う原発事故が発生しました。

当時は原発安全神話の最中でしたから、原子炉建屋の爆発と聞いて多くの人が戦慄しました。

その時は風向き的にもまさしく対岸の火事であった九州の人でさえ、福島という場所の存在をハッキリと認知しました。

それと同じレベルの混乱のはずなのに、コロナウイルスとなった途端に、危機感が薄れています。

 

国民の危機認識は火アリレベル

2~3年前に、輸入したコンテナの中から火アリが発見され、その危険性について、メディアで大々的に取り上げられました。

しかし、コロナウイルスに話題が変わるよりずっと前から、火アリというワードは出なくなりました。

火アリの毒性について周知されたはずなのに、なぜその対策意識が薄れたのでしょうか?

そのひとつに、「ここまでこないから」という考え方があったことは明言できます。

ちなみに、危機的状況でも自分は大丈夫ととらえる楽天的心理を、

と言います。

それが多くの国民にあったのは、実は今回のコロナに限った話ではありません。

原発事故でも、火アリでも、正常性バイアスは発生していました。

この事実は当時のSNSで流れた多くのコメントが如実に物語っています。

では、今回のコロナと、それ以前の問題にはどのような違いがあるのでしょう?

それは、人に伝染るということです。

そして、今まで正常性バイアスが許されていたのは、この伝染が発生しなかったからです。

どれだけ楽天的に動き回っても、放射能や火アリは人から人に伝染ることがありません。その前提に慣れきってしまったのが、今回のコロナウイルス対策の盲点だったのではないだろうかと思います。

 

終わりに

にほんじーん。

もっとまじめにやれー。

おわり。(不真面目)